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種子島ロケットコンテスト大会で審査員特別賞

2023.04.20 受賞・表彰

 第19回種子島ロケットコンテスト大会(宇宙航空研究開発機構などの実行委員会主催)は3月2~6日に種子島宇宙センター内で開催され、本学の文化系クラブであるASTRONのチームが審査員特別賞を受賞しました。

 大会は、コロナ禍を超えて4年ぶりに種子島で実際にモデルロケットを打上げるコンテストとして実施されました。ASTRONから参加したチームのうち、ロケット部門の種目「滞空・定点回収」に出場した今井大河さん(電気学科1年)の飛行獣チームが、審査員特別賞であるプロダクト賞(三菱重工賞)を受賞しました。

 「滞空・定点回収」は、いかに機体が滞空し、かつ発射地点付近に落下することができるかを競う部門で、今井さんは定点回収を重視して機体製作しました。一般的に使われるパラシュートでなく、空気抵抗の少ないストリーマ(帯状の吹き流し)を使用したほか、ストリーマを展開できるギリギリの大きさのボディーチューブを使用することなどによって、横風からの影響にも対策を施しました。

 今井さんは「機体やプレゼンは先生や先輩方、サークルの仲間に手を貸してもらったおかげで創り上げることができました。製作面での緻密さを評価されプロダクト賞をいただけましたが、部門では入賞できませんでした。他団体との交流で得た知識や今回の経験を生かし、次回は部門優勝を目指します」と意欲的に話しています。

※学生の学年は大会当時のものです。

  • 滞空・定点回収で審査員特別賞を受賞した今井大河さん(右)
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