メディア検索処理研究室（森本正志情報科学科教授）に所属する大学院博士前期課程２年の上野延典さんの研究「ハイブリッド深層学習モデルを用いた果物画像からの糖度推定アプリケーションに関する検討」が、情報処理学会「第188回コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会」で、優秀研究発表賞と学生発表賞を同時受賞しました。

　メディア検索処理研究室では、果物の写真を撮るだけでその美味しさを知ることのできるアプリケーションの研究に取り組んでいます。上野さんの研究では、甘さ（糖度）が美味しさに強く関係する桃を対象に、ディープラーニング（深層学習）を用いた糖度推定手法を開発しました。さらに、その手法を搭載したスマートフォンアプリケーションを開発しました。

　上野さんの研究は、情報処理学会「第32回デジタルコンテンツクリエーション（DCC）研究会」でも、優秀な研究・制作が対象となるDCC優秀賞を受賞しています。