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機械学科自主企画「豊田自動織機テストコース見学バスツアー」

2023.11.09 TOPICS

 機械学科では11月3日、自主企画として(株)豊田自動織機の車両やエンジンの開発・評価に使用される亀山試験場(三重県亀山市)を訪問しました。当日は同社の松本洋経営役員、千賀達也技術部長(ともに本学機械工学科卒業生)、深川敬暢統括室長をはじめ多くの社員の皆様のご協力により、貸し切りのテストコースで体験をさせていただきました。

 機械学科2年生を中心とする学部生、大学院生合わせて28人が参加し、はじめに、松本経営役員から愛工大での思い出やエンジニアとしての要件などについてお話しをいただいた後、千賀部長の講演「自動車開発の進め方」を聴講しました。

 続いて、無響室の見学では、温度コントロールされた環境のもと、シャシーダイナモ上で車両を走らせながら異音の原因特定をする事例などについて説明を受けました。さらに、カーボンニュートラルを推進すべく同社で進めているアンモニア発電の研究設備についてもご紹介いただきました。

 テストコース外周の試乗では、100km/hでバンクを走行したり、電気自動車の静粛さや加速力の強さを体験することができました。さらに、高速スラロームでは車両によるコーナーリング性能の違いを体感できるなど、大変貴重な機会となりました。

 参加した4年生の松田佳悟さんは、「初めて体験することばかりで、すべてが深く印象に残っています。乗用車がどのように評価されるのかがよくわかる体験でした。特に、アンモニア発電の設備を見学したときに聞いた『カーボンニュートラルを実現するためにエンジンがまだまだ活躍できる』という言葉が印象的でした。今回の経験を生かし、将来自動車業界で活躍できるように頑張ります」と感想を話していました。

  • 話をする松本経営役員
  • 参加した学生たち
  • 外周走行に使用した自動車
  • 外周走行時の様子
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