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計画研究室の院生らが土木学会全国大会で優秀講演賞を受賞

2023.11.28 受賞・表彰

 大学院建設システム工学専攻の計画研究室(小池則満土木工学科教授)に所属する博士前期課程2年の古川裕基さんと與語貞道さんが、土木学会全国大会の第78回年次学術講演会(2023年9月14~15日・広島大学、広島工業大学)で行った研究発表により、優秀講演賞を受賞しました。

 古川さんは、「歩行者の相対距離と歩行加速度に着目したサービス水準評価指標の提案」と題して発表しました。 情報科学科中村栄治教授や土木工学科川口暢子准教授にも指導を仰ぎながら、シミュレーションによって歩行者の挙動を分析し、サービス水準を評価するための指標の提案を行いました。

 與語さんは「路面電車と道路との併用区間における橋梁に関する研究~41橋を対象として~」と題して発表をしました。同研究室の川口暢子准教授にも指導を仰ぎながら、全国の路面電車が走る橋梁の調査を積み重ね、現状と課題について考察しました。

 受賞にあたって、古川さんは「歩行者の挙動は非常に複雑で、理論的、実証的研究が待たれています。今回の受賞を励みに、さらなる研究の発展を目指して考察を深めていきたいです」と話しています。與語さんは、「新しい時代の路面電車に即した橋梁のあり方が模索されており、今回の発表がそれに貢献できればうれしいです」と喜びを語りました。

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