3月に大学院博士前期課程を修了した須崎翔太さんが、論文「気圧センサに基づく水に沈めたスマホの水深変化と掴む動作の推定とその応用」により、情報処理学会東海支部の2023年度学生論文奨励賞を受賞しました。
行動情報科学研究室(梶克彦情報科学科教授)に所属した須崎さんは、スマホの防水性能向上を受け、スマホを水に沈めたときでも扱える入力インタフェースを提案しました。スマホに搭載されている気圧センサを使い、スマホを水に沈めてつかんだ時と離した時の推定と、水深の推定ができるアルゴリズムを提案。その応用例として、スマホを水に沈めて遊ぶ魚のつかみ捕りアプリを作成しました。
この研究により、須崎さんは情報処理学会の「マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO)2023シンポジウム」で最優秀プレゼンテーション賞とベストカンバーサント賞を受賞しています。