ロボカップとは?
ロボカップは、ラジコンのような人の操作によって動くロボットではなく、自分で考えて動く自律移動型ロボットによる競技会です。
それは、「西暦2050年までに、人間のワールドカップサッカー優勝チームに勝てる、自律移動のヒューマノイドロボットのチームを作る」という夢に向かって、人工知能やロボット工学の研究を推進し様々な分野の基礎技術として波及させることを目的とした、ランドマーク・プロジェクトでもあります。
そのためロボカップには、ロボットによるサッカー競技「ロボカップサッカー」をはじめ、災害現場をテーマにしたフィールドで人命救助を行う「ロボカップレスキュー」、キッチンやリビングといった日常生活の場で人間と共同作業を追求する「ロボカップ@ホーム」、将来のロボカップを支える子どもたちのリーグ「ロボカップジュニア」の4つの分野が有ります。
ロボカップは毎年、世界大会が開催され、40ヶ国以上から選手(ロボット)が集まります。2017年には世界大会が愛知で開催されます。
ロボカップの歴史
1992年 | RoboCup発足 | |
1997年 | 第1回世界大会(愛知・名古屋) | 第2回世界大会(フランス・パリ) |
1998年 | 第1回ジャパンオープン(東京・青山) | 第3回世界大会(スウェーデン・ストックホルム) |
1999年 | 第2回ジャパンオープン(愛知・名古屋) | 第4回世界大会(オーストラリア・メルボルン) |
2000年 | 第3回ジャパンオープン(北海道・函館) | 第5回世界大会(米国・シアトル) |
2001年 | 第4回ジャパンオープン(福岡) | 第2回世界大会(フランス・パリ) |
2002年 | 第6回世界大会(日本・福岡、韓国・釜山) | |
2003年 | 第5回ジャパンオープン(新潟) | 第7回世界大会(イタリア・パドヴァ) |
2004年 | 第6回ジャパンオープン(大阪) | 第8回世界大会(ポルトガル・リスボン) |
2005年 | 第9回世界大会(日本・大阪) | |
2006年 | 第7回ジャパンオープン (北九州)<シニア・ジュニア同時開催> | 第10回世界大会(ドイツ・ブレーメン) |
2007年 | 第8回ジャパンオープン (大阪)<シニア・ジュニア同時開催> | 第11回世界大会 (米国・アトランタ) |
2008年 | 第9回ジャパンオープン (沼津)<シニア・ジュニア同時開催> | 第12回世界大会 (中国・蘇州) |
2009年 | 第10回ジャパンオープン(大阪)<シニア・ジュニア同時開催> | 第13回世界大会 (オーストリア・グラーツ) |
2010年 | 第11回ジャパンオープン(大阪)<シニア・ジュニア同時開催> | 第14回世界大会( シンガポール) |
2011年 | 第12回ジャパンオープン(大阪)<シニア・ジュニア同時開催> | 第15回世界大会(トルコ・イスタンブール) |
2012年 | 第13回ジャパンオープン(大阪)ジュニア・ジャパンオープン(尼崎) | 第16回世界大会(メキシコ・メキシコシティー) |
2013年 | 第14回ジャパンオープン(東京)<シニア・ジュニア同時開催> | 第17回世界大会(オランダ・アイントホーヘン) |
2014年 | 第15回ジャパンオープン(柏崎、飯塚、北九州)ジュニア・ジャパンオープン(埼玉) | 第18回世界大会(ブラジル・ジュアンペソア) |
2015年 | 第16回ジャパンオープン(福井)ジュニア・ジャパンオープン(尼崎) | 第19回世界大会(中国・合肥) |
2016年 | 第17回ジャパンオープン(愛知)<メジャー・ジュニア同時開催> | 第20回世界大会(ドイツ・ライプツィヒ) |
2017年 | 第18回ジャパンオープン(開催地未定) | 第21回世界大会(日本・愛知) |