再生可能エネルギーを主力とした
電力システムの構築を目指す。
再生可能エネルギーを主力とした高効率な
エネルギーシステムの構築を行う。
本研究は、エネルギーの自給自足を目指した交流/直流ハイブリッド型マイクロ/スマートグリッドの構築である。この交流/直流ハイブリッド型グリッドは、系統連系運転と自立運転が、グリッドを停電させることなく無瞬断で系統連系―自立運転―系統連系運転ができることが特徴である。この結果、自地域の再生可能エネルギーで生産したエネルギーを自地域で消費するとともに、不足した分だけを系統から受けることが可能となり、「エネルギーの自給自足」を目指したものとなっている。特にグリッドにおける蓄電装置としては、定置型の蓄電装置のほか、電気自動車（EV）、燃料電池（FCV）なども移動体型の蓄エネルギー装置として利活用している。
さらに直流系統を用いた場合、再生可能エネルギー、蓄電装置、デジタル機器などと直流系統は親和性が高いため、交流系統を用いたよりも高効率な電気エネルギーの供給および事業継続性（BCP）の性能向上が期待できる。この開発している交流/直流ハイブリッド型マイクロ/スマートグリッドは、エネルギーシステムの脆弱な地域においても普及が期待されている。
| 研究 リーダー |
工学部 電気学科 教授 エコ電力研究センター長 雪田 和人 |
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| 研究 分野 |
電力工学･電力系統工学・高速信号処理工学 |
