ものづくりへの情熱が夢の実現につながるようにサポート
愛工大では、ものづくりに挑戦する学生を応援する独自の制度「学生チャレンジプロジェクト」を用意しています。つくる場所、材料費、コンテストや大会に参加するための資金を、愛工大がバックアップ。興味があれば誰でも参加でき、申請さえすれば自分でプロジェクトを立ち上げることもできます。クリエイターになるための道は、すべての学生に開かれています。
学生チャレンジプロジェクト事例紹介
人型二足歩行、走行バトルホビーロボット及び四輪脚ロボットの研究開発
子どもの頃に抱いていた理想のロボットを製作するプロジェクト。ROBO-ONE班、ホビーロボット班、四輪脚班などの計5つの班があり、それぞれ異なるコンセプトでロボット開発に取り組んでいます。ROBO-ONE班では、二足歩行ロボットによる格闘競技会「ROBO-ONE」に出場し、好成績を残すことを目標にロボット開発を進めています。
「安価なのに強いロボット」の実現に加え、ロマンを感じるかっこよさにもこだわっています。
私が所属するROBO-ONE班は「安価なのに強いロボット」をつくるのがコンセプト。メンバー一人ひとりが、全長約40cmの人型二足歩行ロボットを設計から制御、製作まで行い、完成した機体は「ROBO-ONE」という二足歩行ロボットの格闘競技大会に出場させています。大会への出場はまだ2回目ですが、20チーム中4位という記録を残しました。地域のイベントで子どもたちにロボットを操縦してもらうことも大きな役割。イベントでは展示する環境が毎回異なるため、環境の変化に柔軟に対応し、制御の書き換えを素早く行わなければいけないのが難しいです。その一方で、操縦体験をした子どもにロボットとツーショット写真を撮りたいとお願いされたときは、自分も昔、同じような体験をしたことを思い出し、胸が熱くなる感動を覚えました。目標はロボットで多くの人に笑顔を届けること。そして、大会で勝つことと同じくらいロマンのあるかっこいいロボットを創造していきます。
白浜ソーラーカーチャレンジプロジェクト
和歌山県白浜町で行われる「エコカー」の耐久レースイベント。ソーラーカーと小型バッテリーカーの2種類のエコカー競技を併催するのが特徴です。エコカーのチャレンジプロジェクトは2021年の「ソーラーカーレース鈴鹿」を最後に出場を中断していましたが、2025年度から活動を再開。新たな体制で「白浜ソーラーカーチャレンジ」に挑戦します。
2024年10月にチームが発足し、2025年度から本格的に活動を始めました。このプロジェクトのおもしろさは、全長5m弱の車体を自分たちで製作し、レース走行時のエネルギーマネジメントや走行に関する技術をみんなで議論しながら完成度を上げていく過程にあります。もともと「ソーラーカーレース鈴鹿」で使用していた車体を流用しているのですが、先輩たちからの引き継ぎ資料が少ないうえ、事故で欠損している部分を一から製作し直す苦労がありました。2025年はレース開始直後に最初のカーブでタイヤが外れるというトラブルに見舞われたものの、どのように応急処置をすればいいのかを全員で考えた結果、第2レースから復帰でき、第3レースも無事に走り切り、完走できました。予想外のトラブルを自分たちで乗り切り、完走できたことは大きな自信につながりました。次年度もさらにクルマの性能を向上させ、順位を上げていきたいです。
全日本学生室内飛行ロボットコンテスト
日本航空宇宙学会が主催する室内で飛行するロボットによるコンテスト。全国の大学、高校生が体育館ほどの空間で飛行できるロボットを使用して競技を行います。一般部門、マルチコプター部門、自動操縦部門など、全5部門あり、チャレンジプロジェクトの学生たちは一般部門でエントリーしています。
メンバー全員が一体感を持って、コンテストにチャレンジしています!
このプロジェクトは1年生から4年生の計8名で全日本学生室内飛行ロボットコンテストに挑んでいます。1年目の挑戦では、事前の飛行動画審査(1分以上の安定飛行ができること)がクリアできず、悔しい思いをしました。大きな機体で揚力は稼ぎやすいものの、機動性が損なわれてしまうデメリットが原因でした。2年目はその反省を活かして機体サイズを小さくしましたが、思ったほど軽量化できませんでした。次回は考え方を一新し、揚力と操縦性の両立を図る「カナードつきクリップド・ダブルデルタ翼」でチャレンジ。1つのサーボで、エルロン(*1)とエレベータ(*2)を兼用するアイデアも採用します。メンバーは学年の壁を越え、全員が課題に対して一緒に考え、行動していく一体感があります。私自身も目的を明確にすることやメンバーの得意・不得意を見極めることなど、リーダーとして成長させてもらいました。今年もコンテストにチャレンジし、前回の雪辱を果たしたいと思います。
- *1 飛行機の主翼の端にある補助翼で、機体を左右に傾けたり、旋回したりする際に使用される操縦翼面
- *2 飛行機の尾翼にある水平方向の可動式の翼であり、飛行機の機首を上下に調整する役割をもつ
学生による空き空間の活用を通したプレイスメイキング
工学部建築学科の益尾研究室(益尾孝祐准教授)では、2022年から、人口減少による地域社会の衰退という課題に対して、空き家や空き店舗を活用した賑わいづくりを実施。愛知県瀬戸市の岩屋堂公園での学生カフェ運営や、瀬戸市末広町商店街の元旅館である松千代館の再生に関わってきました。2025年9月13日から11月30日まで行われた国際芸術祭「あいち2025 灰と薔薇のあいまに」では、縁ある2カ所が会場となったことで、アート展示の支援にも参画しました。
国際芸術祭で空間づくりをサポート。そのまちの居心地よさを探して。
「プレイスメイキング」とは、まちなかのとある空間を、暮らす人や訪れる人にとって居心地のよいものに変え、人々の居場所をつくることです。今年は「国際芸術祭あいち2025」の会場の一つに瀬戸市のまちなかが選ばれました。そこで、美術家さんが岩屋堂公園の森に屋外インスタレーション作品を展示する際のお手伝いや、松千代館に展示された漫画のアートにちなみ、その漫画を読めるスペースをつくって参画し、多くの人とつながりました。芸術祭初日に会場を訪れると、人々が行き交い「いい雰囲気だね」と話す声が聞こえました。紅葉の時期は岩屋堂公園内で学生カフェ「hirondelle」も運営します。コーヒーをドリップする間、こちらから「寒くなりましたね」と話しかけたり、「学生さんなの?」と声をかけられたりして会話が弾みます。今後も継続的にまちと関わりながら、その場所にとっていい空間とは何かを考え、魅力を高めるお手伝いをしていきたいと思います。
スポーツのSNSマネジメント
近年、SNSの発展・普及に伴い、誰でも気軽に情報を発信できる時代になりました。そんな現代において、スポーツ分野でのSNS活用はどうなっているのでしょうか。その部分に関心を抱き、プロ野球球団のSNSマネジメントの調査や、SNSの有益な活用法の提案にチャレンジしました。
ファンだからこそ気づけた純粋な疑問。そこからプロジェクトが始まりました。
私は広島東洋カープのファンですが、長年カープはSNSアカウントで積極的な活動をしていないことに疑問をもったのがプロジェクトのきっかけでした。そこで他球団はどのようなSNS活用をしているのかに関心がおよび、阪神タイガースや日本ハムファイターズなどの活用傾向などを調査しました。日本ハムファイターズのSNS担当者に直接取材する機会にも恵まれ、球団それぞれの考え方の違いも学ぶことができました。チーム4人で協力しながら進めたのですが、その中でも特にデータの収集・入力は大変でした。パソコンに向かい、地道にデータを入力していく作業は、かなり苦しかったです。ただ、このプロジェクトを東海体育学会で発表したところ、優秀発表賞をいただけたのは驚きました。賞を取ることが目的ではなかったものの、実績を残せてうれしかったです。今後もさらに活動を進め、より多くの球団やコンテンツの調査をしていきたいと考えています。
TGS(東京ゲームショウ)2025出展に向けたビジュアルデザインプロジェクト
1年に一度、幕張メッセで開催される「TGS(TOKYO GAME SHOW)」。コンピュータゲームをはじめとするコンピュータエンタテイメントの総合展示会で、日本最大級の規模を誇り、毎回多くのファンが押し寄せるイベントです。今回はTGS出展をめざす有志サークルのブースデザインにチャレンジしました。
メンバー全員が初心者。苦労が多かったからこそ学びも多かった。
AIT TGSに出展するメンバーをブースデザインでサポートしたい。そんな想いをもった1年生から3年生のメンバー8名でプロジェクトを開始。ブース看板の構造設計からデザイン、投影映像の制作、当日の施工にチャレンジしました。最も苦労したのは、私を含めメンバー全員がこのようなブースデザインの経験が皆無であること。さらにTGSにも足を運んだことがなく、まったく経験値がないところから始めた点。すべてにおいてわからないことだらけで、手探りで進めていきました。自分たちが実現したいことすべてを反映できませんでしたが、ブースが完成したときの感動と達成感は、いまでも忘れられません。TGSに来場した友人たちからも「良かったよ!」と言ってもらえてうれしかったです。このプロジェクトを経験したことで、計画を立てることの大切さを実感。さらにデザイン系アプリケーションの修得、デザインに対する考え方など、多くのことを学ぶことができました。
学生チャレンジプロジェクト一覧
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- 海洋調査ロボットプロジェクト
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演算増幅器設計コンテスト(オペコン)
目指せ入賞プロジェクト
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- AIT鉄⼈プロジェクト(©光プロ)
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- JSBC2025
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- ⾃律移動ロボット競技会への参加
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- RoboCupプロジェクト
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新しいゲーム関連情報技術を取り⼊れた
ゲーム制作と東京ゲームショウ2025への出展
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TGS2025に向けたコンテンツ開発と
クロスメディア戦略プロジェクト
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- 種⼦島ロケットプロジェクト
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⼩型機関⾞の修復と製造
並びに循環型社会に向けての実証実験
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持続可能な未来に向けての地域連携
ー防災⽀援&ごみ減量からグリーンキャンパスまでー
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廃⾞再⽣による競技⾞両製作と
学⽣ジムカーナ⼤会出場への挑戦
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進化計算コンペティションのための
モジュール開発
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- ETロボコン2025参戦プロジェクト
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- 美浜6時間耐久レースへの挑戦
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体験型デジタルコンテンツの開発と
WISS2025への挑戦
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歴史的空間再編コンペティション及び、
U30復興デザインコンペの参加
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2025 Ene-1 SUZUKA Challenge,
2025 Ene-1 MOTEGI GP KV-40への挑戦
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AITアイデアクリエイターズ
社会⼈基礎⼒育成プロジェクト
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余⽩空間を⽤いた多世代交流促進のための
拠点及びまちづくり活動
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中⼭間地域における魅⼒向上および
活性化プロジェクト
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- 災害対応ロボット研究プロジェクト
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学⽣フォーミュラ⽇本⼤会EV
参戦プロジェクト
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