猛暑の中、多くの方が来場!
愛工大の魅力を直に体験していただいた2日間
2023年7月15日(土)・16日(日)の2日間、八草キャンパス(豊田市)、自由ヶ丘キャンパス(名古屋市千種区)の両校舎で、オープンキャンパスが開催されました。
例年は9時受付開始でしたが、今回は30分前倒しの8時30分開場。両日とも朝からかなりの猛暑でしたが、受付時間前から徐々に列が伸びていきました。コロナが明け、自粛していた全てのコンテンツが復活。対面オープンキャンパスへの関心の高さがうかがえました。
13時までという限られた時間ではありましたが、両日とも多くの皆さまにご来場いただき、大盛況で幕を閉じたオープンキャンパス。それでは2日間の模様をダイジェストで紹介します!
猛暑の中にも関わらず、朝早くから多くの来場者が列を作っていました。開場と同時に愛工大オリジナルトートバックを受け取り、いよいよキャンパスの見学スタートです!トートバッグの中身は、オープンキャンパスガイド、シャープペン、消しゴム、汗拭きシート、カレンダー、受付アンケート票が入っていました。
熱中症対策としてドリンクを無料配布。みなさん嬉しそうに受け取っていました。
大学案内、入試ガイド、入試問題集(赤本)など、愛工大をより良く知るためのさまざまな資料を配布。自由に持ち帰ることができます。
相談ブースでは最新の入試制度や状況など、愛工大の生の情報が聞ける貴重な機会。高校生や親御さんたちは、真剣な表情で職員の話に耳を傾けていました。
オープンキャンパスの周り方を紹介する「オープンキャンパス説明会」、大学の概要や各学部・学科の特色を知ることのできる「大学概要説明」、保護者の方向けの「保護者説明会」、各入試制度のポイントが分かる「入試説明・推薦入試対策講座」を開催。参加できなかった方のために動画も配信しています。https://www.ait.ac.jp/news/detail/0007199.html
愛工大の高い就職率とその理由、また背景にあるサポート体制について、クイズを交えながら分かりやすく解説。参加した皆さんは、大人も子供も楽しみながらスタッフの説明に耳を傾けていました。
各学科が高校生に向けて研究内容などをわかりやすく紹介する展示物やデモンストレーション。見た目にインパクトのあるロボットや、目を惹くパネルが並び、どれも思わず話を聞きたくなるようなものばかり。その一部をご紹介します。
電気工学専攻
電子情報工学専攻
自律移動体や遠隔操縦支援の
仕組みを知ろう
八草キャンパス 新2号館
屋内外で自律移動をするロボットたちが展示され、移動体を遠隔操縦する支援システムについての仕組みの説明も行なっていました。操縦体験では、みなさんコントローラーを手に、楽しく四苦八苦していました!
次世代センシングデバイスを
体験しよう!
八草キャンパス 新2号館
レーザー光の性質を利用して音を伝達するマイクロホンと、超音波を使用して触覚を伝える「ハプティクス」を展示。超音波によって感じる、目に見えないスイッチの存在には誰もが感動の声を上げていました。
応用化学専攻
バイオ環境化学専攻
セラミックスのすごさを
体験しましょう
八草キャンパス 3号館本館
身近なところで活躍しているセラミックスの使用例やその特性を紹介。金属が変形してしまうほどの衝撃を加えても傷つかない「ジルコニアセラミックス」の強度を体験し、驚きを隠せない様子でした。
生命・環境を“わけて・はかる”
分析科学
八草キャンパス 応用化学科バイオ環境化学実験棟
生活環境にも多数存在する化学物質を“わけて・はかる”分析科学について説明。“わける”ための新材料、吸着粒子が微量な物質を捕まえる様子や、“はかる”機器が微量な物質を計測する様子を体験しました。
機械工学専攻
機械創造工学専攻
新規開発サスペンション付き
6輪電動車いす
八草キャンパス 6号館
4輪よりも登坂性能と安定性、小回りが向上する6輪車いすを紹介。凹凸路で浮いてしまう課題を解決した新規開発のサスペンション機構の緻密な動きと車体の挙動に目を輝かせる高校生もいました。
飛行ロボット
八草キャンパス 6号館
学生が自ら設計・製作した競技会用の高性能なラジコン飛行機を展示。和紙を使って軽さと強度を両立した翼に触れてみたり、競技時の飛行ビデオを見ながら操作のコツを聞いてみたりと熱心に見学していました。
土木工学専攻
都市デザイン専攻*2
構造系
八草キャンパス 耐震実験センター
国内有数の耐震実験が行える巨大施設のスケールを実感できる展示です。見たこともないほど大きなレンチで、こぶし大もあるナットを締める体験では、全身を使って締め上げる掛け声が場内に響いていました。
地震系
八草キャンパス 地域防災研究センター
愛工大が誇る防災拠点「地域防災研究センター」内で、地震被害軽減を目的としたさまざまな研究成果を紹介。巨大地震発生を想定して鳴らした緊急地震速報に、デモとはいえ緊張した面持ちを浮かべていました。
*1:2024年4月 土木工学科から学科名称変更(届出済)
*2:2024年4月 防災土木工学専攻から専攻名変更
建築学専攻
住居デザイン専攻
デザイン・ワークショップ
八草キャンパス 新2号館
おりがみやペーパークラフトを使って、建築やインテリアのデザインを体験しました。木材繊維を固めた「MDF板」という補強部材でできたパーツを使って楽しくモニュメントを作っていました。
建築物の地震後における
継続使用に関する研究
八草キャンパス 新2号館
建物の耐震性能の向上によって、建築物の倒壊は免れたものの、継続して使用ができなくなるという新たな問題に着目。地震後の建物継続使用性向上につながる実験、研究を紹介しました。
経営情報システム専攻
スポーツマネジメント専攻
人々の行動を変えることは
できるのでしょうか?
〜行動経済学にふれる〜
自由ヶ丘キャンパス 本館
SDGsの取り組みが大事だと認識はしていたとしても、日常において実際に望ましい行動に移してもらうにはどうすればいいのか。行動経済学を活用したゲームなどで来場者と一緒に考えました。
スポーツマネジメント専攻のゼミに
ふれてみよう!
八草キャンパス 11号館
プロ野球の経営分析や、野球用品メーカーのマーケティング戦略など、学生がゼミで取り組んでいる内容を紹介。ボーリングなど体を動かすレクリエーションを通してスポーツイベント運営のデモも体験。
コンピュータシステム専攻
メディア情報専攻
オーバレイネットワークを用いた
ビデオ会議システム
八草キャンパス 1号館
学生たちが開発中の新しい通信技術(通信中に接続先が変わっても途切れないビデオ会議システム)を紹介。リモート生活で馴染みのある分野だけに“途切れない”という点に興味を持ち、熱心に耳を傾けていました。
CG&インタラクティブコンテンツ
by CGメディア研究室
八草キャンパス 1号館
スモークに手書きの絵柄が浮かび上がる。自分の落書きが画面上で踊るなど、最新のCG技術を駆使したコンテンツを展示。すべて学生オリジナルということでその道に興味のある参加者は目を輝かせていました。
遠隔型自動運転とHAVRecの紹介
八草キャンパス 新2号館
学部・学科横断型研究プロジェクト「HAVRec」。人に優しい遠隔操縦付き自動運転開発プロジェクトの取り組みについて実車両を見ながら解説しました。