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ヘドロを浄化して発電するヘドロ発電

微生物燃料電池を応用した、環境を浄化しつつ発電するヘドロ発電です。

微生物燃料電池は、微生物の代謝を利用した発電です。これを有機堆積物、即ちヘドロを用い、そこに生息する微生物により構成した微生物燃料電池―ヘドロ発電―では、ヘドロの浄化と発電の双方が期待できます。ヘドロ発電で得られる電力はまだ大きくありませんが、インフラ設備が整っていない国や地域にラジオや明かりの提供をし、インフラが整っている国では環境浄化に応用できる、一つのグローバルエネルギーと考えられます。 ここで、電極材として過剰に繁茂した竹や間伐材を利用することができれば、これ自体でも生態系の保護に役立てることができます。そこで、本研究では繁茂木材、間伐材を用いたヘドロ発電を開発することにより、河川や海のヘドロの浄化・山林の環境保護・ライフラインに欠かせない電力への貢献を目標として取り組みます。

研究
リーダー
工学部 機械学科 准教授
中山 雄行
研究
分野
数理解析・数値解析・流体力学・音響学(楽器音響学)

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