安全・安心で住み続けられる建物づくり
安全・安心でレジリエントな建築物をつくるための構造設計法について研究を行っています。
構造物を設計する場合、最終的に一つの設計解を求めてそれを形にしています。しかし、そこには部材の寸法、材料の特性、建物自身の重さ、地震の力などの様々なばらつきによる不確かさが必ず存在します。したがって、求めた設計解が必ずしも最適であるとは限りません。
私達が安全で安心なまちに住み続けるためには、建物個々の性能や品質を常に安定して確保しておくことが非常に大切です。ここでは、このような不確かさに影響されにくい性質、これをロバスト性と言いますが、このようなロバスト性を持ち、さらに材料を有効に利用する設計解を求める手法について研究しています。
研究 リーダー |
工学部 建築学科 教授 曽我部 博之 |
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研究 分野 |
建築構造 |