風力発電の発電用風車の振動解析とその制振
風力発電の発電用風車に生じる振動問題の解決し、風力発電の発電効率の向上を目指す。
再生可能エネルギーの一つである風力発電は二酸化炭素排出低減の目的から、その発電量拡大が求められています。しかし、風車はたびたび故障し、止まったまま修理されず、発電できない期間が生じるなどの問題があります。このため、安定した電力供給ができず、風力発電の普及を妨げる大きな要因となっています。このような故障の原因の一つとして、風車の振動が挙げられます。 風車は風を受け回転する機械であり、その回転や風の乱れにより、風車ブレードには振動が発生します。この研究では、このような風車に発生する振動現象について調べ、その発生原因について調べます。さらに、動吸振器と呼ばれる制振装置を用いて、風車ブレードに生じる振動を抑制する方法を開発していきます。
研究 リーダー |
工学部 機械学科 准教授 原田 祐志 |
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研究 分野 |
振動工学・ロボティクス |