AIT Social Dreams.

伝統的な建築物および町並みの文化財的評価

建築物や町並みの文化財的価値を評価し、その保存・活用に貢献する。

科学技術の発展や情報化の発展にともない、旧来からの地域に根ざした生活文化を背景とした伝統的な建築や町並みが破棄され、一様な現代人の生活文化にあわせた地域色のない建築物による一様な都市景観・町並みが広がっていった。その一方で、地域のまちづくり手段の動きとしては、エコや環境保全の観点から、そして地域の過疎化、地域文化の衰退に対する懸念から、地域に遺る伝統的な建築物および伝統的な町並みの評価の見直しを図り、そして観光資源としての活用による地域振興につなげる流れもあり、毎年のように、国宝・重要文化財へ指定される建造物や登録文化財制度による登録を受ける建築物、そして重要伝統的建造物群保存地区に選定される町並みが増える傾向がある。そうした場合、制度上、文化財としての評価を第三者が客観的に行う必要があり、その役割を担う。

研究
リーダー
工学部 建築学科 准教授
野々垣 篤
研究
分野
建築歴史意匠

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