高校ではハンドボール部に所属していましたが、大学では中高にはない部活に入りたいと思っていました。そんな基準で部活動を探していたところ、アーチェリー部のカッコよさに出合いました。競技に使う道具といい、部活の雰囲気といい、まさに自分がイメージしていた大学の部活像にピッタリ。すぐに入部することを決めました。
目標は2つ。1つはどの試合でもいいので、まずは個人で入賞を果たすこと。2つめは今年、先輩方に全国大会へ連れていってもらったので、今度は僕たちが後輩を全国大会に連れていくこと。この2つをぜひ達成したいと思っています。
3年生になると授業が忙しくなり、しかもアルバイトもしているので、これまでどおり練習をするのが難しくなってきました。とにかく時間が足りない。そこで学業の合間に時間を作って練習するために、いつ、何をするかを計画し、その通りに実行するようにしました。その結果、ムダな時間がなくなり、練習時間を捻出できるようになりました。また、自分には集中力に欠けるところがあったのですが、アーチェリーは同じ動作を反復する運動なので、正確に同じ動作を繰り返すための集中力も身についたと思います。
高校では理系のクラスに所属していましたが、将来、どんな分野へ進みたいのかはっきり決まっていませんでした。進路に不安を抱えて高3を迎えようとしていた矢先、2011年3月に東日本大震災が発生。大きなショックを受けただけでなく、エネルギー、とくに電気の大切さについて考えるきっかけを与えてくれました。その経験から愛工大の電気学科へ入学。電気の分野を学べば学ぶほど、エネルギーに対する関心は高まり、いつしか電気関係に携わるエンジニアになりたいと思うようになりました。電気は人の生活に欠かせないものであり、生活を豊かにするもの。将来はそんな電気を使って、人々の生活を支えられるような仕事がしたいです。
アーチェリーをするためには広い土地が必要ですが、愛工大の射場は他の大学にはないくらいの広さがあります。他の部と兼用ではなく、専用の射場があるのは大きな魅力です。学祭などのイベント活動も年間を通して活発で、学内に活気も感じます。また先輩方も部活での経験を就職のアピールにして内定を勝ち取っているので、部活に打ち込むことが就活のデメリットではなく、大きな武器になるのでは、と思っています。
夏を過ぎたころから過去問題を中心に勉強しました。高校の先生から「過去10年分はさかのぼってやったほうがいい」とアドバイスされました。さすがに10年分やると出題の傾向が分かってくるので、その傾向をつかみながら繰り返し勉強しました。試験は英語、数学、物理の3教科。僕は物理が得意だったので過去問題に加え、参考書なども利用しながら物理を伸ばす勉強をしました。得意分野をひとつ作っておくと有利かもしれませんね。