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ネットワーク・セキュリティ研究室 情報処理学会第77回全国大会で学生奨励賞を2人受賞

2015.04.01 受賞・表彰

 情報科学科菱田研究室の大村宗士朗君と渡邉誠君(いずれも4年生)が3月17日~19日に京都大学で行われた情報処理学会第77回全国大会で発表、ともに学生奨励賞を受賞しました。学生奨励賞は、各発表セッション(発表会場)単位で優秀な発表を行った学生に贈られる賞です。
 
 大村君のタイトルは「豊田市民の市政参加を促す広報広聴アプリの構築」。本学と豊田市が締結している包括連携協定に基づき、学生たちが研究開発を進めている〝豊田市向けスマートフォンアプリ〟の一つで、市民と市政との距離を縮めるため、その間に双方向の情報のやり取りを行う手段を提供するものです。
 
 渡邉君のタイトルは「C 言語初級者にやる気と達成感を与える学習教材の構築」。C言語は、プログラミング言語の中でも現在最も普及している基礎的な言語の一つ。ただC言語を習い始め、継続した学習を続けるのは人によって大変なことです。構築した教材はそのような人にも積極的に学習を促す仕組みを提案しています。いずれも具体性のあるシステム構築が行われている点が評価され今回の受賞となったようです。

 指導に当たった菱田隆彰准教授は「2人とも研究室に配属となる3年生から授業や就職活動と並行して、しっかりと確実に研究を進めてきた結果が評価されたと思います。4月からは社会人となりますが、この経験を生かして活躍して欲しい」とコメントしていました。

写真は、

㊤学生奨励賞を受賞した大村宗士朗君(右)、左は共同研究者の佐藤太一君
㊦学生奨励賞を受賞した渡邉誠君(右)、左は共同研究者の吉村光令君

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