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八草キャンパスにアクティブ・ラーニングルーム 誕生!

2015.04.17 TOPICS

八草キャンパス図書館4階の閲覧室(約170㎡)を改装し、多様な学習形態に対応する場として「アクティブ・ラーニングルーム」が設置され、4月2日、見学会が開催されました。

 「アクティブ・ラーニング」とは、教員による一方向的な講義形式ではなく、学生の能動的な参加を採り入れた指導・学習方法の総称です。学生が自ら考え、調査や討論、グループワークを行ない、受け身ではなく、意見交換など互いのやり取りを通して、より深い理解を得るための効果的な学習方法として、文部科学省でも学習指導要領の改訂において、アクティブ・ラーニングを取り入れた授業の充実を図る方針を盛り込むことを検討するなど近年、主に大学教育において注目されています。

 公開された「アクティブ・ラーニングルーム」では、目的に応じて自由にレイアウトできる可動式の机・椅子やホワイトボードなどを設置し、グループワークやプレゼン、ゼミ発表の準備などを学生が主体的に実践する学習の場として活用することを想定しています。また、情報教育用パソコン及び関連機器や共通ソフトを充実させ学習の効率化や活性化を図ります。

 従来から、図書館を利用する学生から要望があった「静的空間」と「動的空間」の分離についても、アクティブ・ラーニングルームが誕生したことで実現しました。今後は、グループワークなど複数人で話し合いながら調べ物や課題をする場合はアクティブ・ラーニングルームで、静かな環境で学習したい場合は4階個人閲覧室や3階閲覧室・パソコンコーナーなどで行うことができます。

 この日は入学式が行われており、式後にたくさんの新入生やその保護者が学内を見学して回りました。アクティブ・ラーニングルーム使用の第1号は「建築研究会」。30人ほどの新入生が訪れ、先輩たちが授業でどのような作品を作ってきたのか、どのようなパソコンやソフトを使用しているのか、など具体的な学びに対して質問の声がたくさん上がりました。対応する学生も自分の経験談を話したり、1年次の作品を見せたりするなど双方とも活発に交流し、新入生は新しくスタートする大学生活に目を輝かせていました。

 アクティブ・ラーニングルームは、原則として自由に使用可能です。詳細については図書館受付でお問い合わせください。

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