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応用化学科の早川芳宏教授、科研費審査委員として表彰

2015.11.06 受賞・表彰

 応用化学科の早川芳宏教授は独立行政法人・日本学術振興会から科学研究費助成事業の審査委員として「有意義な審査意見を付し公正・公平な審査に大きく貢献した」として10月31日付で表彰されました。

 公正・公平さが求められる科研費の配分審査は専門的見地から第1段審査(書面)と第2段審査(合議)の2段階に分かれ、質の高い審査が要求されています。このため審査後には検証が行われ審査委員の氏名も公表、翌年度の審査委員の選考にも反映されています。こうした中で、本年度は約5500人の委員の中から3%にあたる189人が表彰されました。

 早川教授は有機化学の分野でこれまでに計5回、第1段審査の委員を務め、今回は平成26、27年度の2カ年の任期に対する表彰です。早川教授は「公正・公平な審査を常に心がけてきました。今回は基盤(S)、(A)、(B)を審査しましたが、このようなレベルが高い横綱級の研究を公平・公正に審査をするには、審査対象の研究を正しく認識することが必要です。各研究に対する見識に大きな差があってはそれができません。そこで、全ての審査研究において、不見識なことは可能な限り勉強し直しました。今回、私の審査が評価されたことは、このような努力が報われたものと素直に喜び、また、名誉なことと受け止めています」と話しました。

写真は、表彰された早川芳宏教授

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