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吉村選手が銀メダルの報告会

2016.09.20 TOPICS

 リオ五輪卓球男子団体で銀メダルを獲得した卒業生の吉村真晴選手(本年3月経営学部卒業)の報告会が9月15日、八草キャンパスAITプラザで開かれました。
 後輩の卓球部員や教職員ら100人の拍手に迎えられ、銀メダルを首に掛けた吉村選手が会場へ。花束を贈られ、後藤泰之理事長から「東京五輪でさらに一つ上のメダルを」、辻本昌孝・クラブ活動後援会副会長から「活躍する姿を後輩に見せ続けて」と、祝福と激励の挨拶を受けました。
「子供のころからの夢をかなえて帰ってきました」と、卒業から半年ぶりとなる母校で切り出した吉村選手は「五輪の試合会場に立った瞬間『目指してきた場所がここで良かった』と幸福を感じました」と率直に感想を披露。「成長のきっかけをくださった愛工大の皆さんに、どうお礼を申し上げてよいのか言葉が見つかりません。やりたいことを貫いてこられて本当に幸せ者だと思う一方で、今の結果に満足していない自分がいます。4年後の東京五輪で、さらに高い壁を乗り越えます」と力強く誓いました。
 9月1日に交際相手の女性と入籍した吉村選手は、会場からの質問に答えて「支えられ、支えなければならない相手ができたことを自分のパワーにしています」と笑顔で報告。また、リオで対戦中に母校がパブリックビュー方式で取り組んだ応援について尋ねられると「(皆さんの声は)全部聞こえていました」と述べ、参加者を沸かせました。
 終了後もキャンパスのあちこちで旧知の関係者から声を掛けられていた吉村選手は「東京五輪ではシングルス、団体ともに金メダル獲得を目指し、またここに報告に戻ってきます。打倒中国に向けてメンタルを鍛えていきます」と約束して母校を後にしました。

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