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経営学科「IT業界勉強会」を開催 

2017.01.24 TOPICS
  • 経営学科・石井成美教授
  • 勉強会の様子
  • 就職活動支援サークルのメンバー

 昨年12月21日、本学の自由ヶ丘キャンパス(名古屋市千種区)で、経営学科経営情報専攻の全学年を対象に「IT業界勉強会」が行われました。経営学科・石井成美教授が、日本ITストラテジスト協会で理事や中部支部長を歴任し、社会人向けにITストラテジスト試験勉強会を開催しているなどの縁で、同協会の中部支部から実際に様々な分野で活躍している方々を講師として招き、IT業界の企業、仕事、ITが必要とされる場面などそれぞれの分野でのITの知識や技術が必要とされている現状を紹介しました。
 この日講師として参加した方々が所属する企業の種類(役割)は、監査法人のシステム監査人、ユーザ系企業およびメーカ系企業のシステムエンジニア、組み込み系ソフト開発、コンサル企業のプロジェクトマネージャなど多岐にわたり、業種が違えば立場が変わり、ITの活用法も違うということ、ITには「商品を売るためのIT」、「商品としてのIT」があり、「売り手」や「買い手」となる企業や個人がいて、「それぞれが必要とするシーンで利用」しているため、その役割は様々であることなどが実例を挙げて紹介されました。
 以前はIT=業務の効率化というイメージがありましたが、昨今ではITでどのようなことができるか、どのようにサービスを提供するか、顧客の望むものに対し、こんなことができると提案するなど、サービスの質を変えるものであり、アイディアひとつで企業の経営に影響を与えるような、経営戦略における一つのツールとなっているのが現状です。
 参加した学生から「経営学を学ぶ自分たちがITを学ぶ意味は?」との質問には、企業が求めるのは、顧客の希望を理解し、ニーズに応えるためにより良い提案ができるような「業務を理解できるIT技術者」であり、そのため経営を学び、ITの知識・技術も習得することは大変意義があることだとして、学生たちを激励しました。
 今回の「IT業界勉強会」は石井教授が1年半をかけて開催にこぎつけました。自由ヶ丘キャンパスの学生を中心に構成される「就職活動支援サークル」がその準備、告知、当日のお手伝いなどを担当しました。皆の努力の甲斐があり、企業展ではなかなか聞けない本音トークが聞けるなど、工夫を凝らし、視野が広がる勉強会になりました。今後も積極的に活動する予定であり、活動報告やイベントの告知はFacebookで紹介していきます。

https://www.facebook.com/ait.jiyuugaoka.job

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