学園の後援組織「愛名会」の会員企業が出展する学内企業展が３月１、２、４日の延べ３日にわたって八草キャンパス鉀徳館（体育館）で開かれ、来春卒業予定の学生らの就職活動が本格的に始まりました。

　企業の高い採用意欲を反映し、過去最多の５７８社が出展。それに合わせて日数を従来の２日から３日に増やし、各日午前、午後の計６回開催となりました。学生は延べ４３３２人が参加しました。開会式で津田紀生キャリアセンター長らが挨拶し、入場時間になると、黒いスーツ姿の学生たちが次々と目当ての企業ブースを埋めていきました。

　愛名会は平成９年に学園創立８５周年記念事業の一環として発足し、この企業展を大学と毎年共催しています。前年度は就職した学生１１６４人のうち４２８人が愛名会企業２３４社に入社を決めるなど、本学の高い就職率を支えています。

　就活スケジュールは昨年と同じで、６月１日が選考活動解禁。準備期間３カ月の短期決戦となります。今年も学生優位の売り手市場が続いていますが、キャリアセンターでは 「準備をきちんとしなければ内定には至らない。来春、希望に満ちた新しい一歩を踏み出せるようにしっかり取り組もう」と呼び掛けています。