夏季休暇中にインターンシップに参加する学生を対象に8月3日から8日まで全4回にわたり、八草キャンパスならびに自由ヶ丘キャンパスにおいて「インターンシップビジネスマナー講座」が行われ、延べ約430名の学生が参加しました。

　第１部では、キャリアセンターのインターンシップ担当から、実習のメリットや、実習に向けて意識してほしいこと、必ずやっておくべきことなど、基本的な心得について話がありました。その後、第２部で就職活動中はもちろん、今後社会人として必要なマナーについて、さまざまなシチュエーションを想定しながら、外部講師（三菱電機ライフサービス株式会社）により講習＆デモンストレーション形式で進められました。

　講座では、メール作成のポイントを初め、好感が持てるコミュニケーションの取り方、実習先での仕事の進め方、言葉遣い（敬語）など学生がこれまで無意識に行ってきた行動について、ビジネスの場面では通用しないとして、良い例と悪い例を講師が実演しながら説明。Look(意識して情報収集)、Think(考えて行動)、Action（良い習慣を身に付ける）を心がけるよう学生たちにアドバイスしました。

　また、第一印象についてのアンケート結果を紹介すると共に、視覚や聴覚が与える印象の重要性を解説。実際に身だしなみチェックを行い、ネクタイの緩みや撓み、スーツの着こなし、スーツに合わせる小物の選び方などをレクチャーしたほか、お辞儀の姿勢や角度、立ち方、歩き方、名刺の扱い方など細かな指導が行われました。

　最初は互いに向き合い実演しあうことに硬さが見受けられましたが、次第に雰囲気にも慣れ、はっきりとした口調で発声し、指導されたことを真剣に実践する姿が見られました。

　講師からは「今日お話しした内容はこの先ずっと必要なマナーです。意識して身に付け、実習先でも学んだことを実践し、有意義なインターンシップとなるよう頑張ってください」と学生たちにエールが送られました。