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三重県と就職支援協定を締結

2017.11.08 TOPICS
  • 就職支援の協定書を携える山田英介副学長(左)と渡邉信一郎三重県副知事

 本学は11月6日、三重県と就職支援協定を締結しました。U・Iターン就職を希望する学生への支援を主な目的としており、本学と同様の協定を結ぶ自治体は長野県(平成21年度締結)に続いて2番目となります。三重県にとっては本学が9番目の協定締結大学となります。

 締結式は三重県庁で行われ、本学から山田英介副学長、津田紀生キャリアセンター長、大茂真キャリアセンター統括課長、三重県から渡邉信一郎副知事、村上亘雇用経済部長、山岡哲也雇用経済部副部長が出席しました。初めに渡邉副知事が「県内には魅力ある企業が集積している半面、人手不足に悩んでいます。学生の皆さんの就職と企業の活性化につながるよう、さまざまな情報を提供します」と挨拶し、これに対して山田副学長が後藤泰之学長の挨拶を代読する形で「三重県の産業に寄与できる人材の育成は、本学にとっても重要な役割です」と述べました。この後、記名押印した協定書をともに携えて記念撮影し、今後進める連携の強化を約束しました。

 三重県内には自動車・エレクトロニクス・航空機産業をはじめとする多くの企業が集積していますが、生産年齢人口の減少に伴って人材確保に苦慮するなど、労働力への不足感が高まっています。さらに県外の大学に進学する学生が全体の約8割を占め、人口社会減の大きな要因になっています。

 一方、三重県から本学には毎年80~120人程度が進学し、本年度は計397人が在籍しています。その中で三重県出身学生のUターン就職率は、平成28年度の実績では21%という状況となっています。

 これらを踏まえ、本学と三重県は以下の6項目で連携協力し、U・Iターン就職の促進を図っていきます(カッコ内は想定される取り組み)。

① 学生や保護者に対する県内の企業情報、各種イベント等の周知に関すること(大学から県出身の学生に対する企業情報やU・Iターンセミナー等各種セミナーの開催情報の提供や機会の確保など)

② 学内で行う合同企業説明会等の開催に関すること(大学内等における合同企業説明会への県参加枠の確保など)

③ 学生のU・Iターン就職に係る情報交換及び実績把握に関すること(大学の定期訪問による情報交換など)

④ 県内における学生のU・Iターン就職活動の支援に関すること(県が実施する県内企業バス見学ツアーやセミナー等への参加に対する支援など)

⑤ 県内企業等における学生のインターンシップ受け入れの支援に関すること(県から大学へのインターン受け入れ企業リストの提供、大学から学生への受け入れ情報の提供)

⑥その他、学生のU・Iターン就職促進に関すること

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