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石垣尚男客員教授が愛知県警察本部で講演

2018.07.23 TOPICS

本学経営学部客員教授を務める石垣尚男氏が7月19日(木)に愛知県警察本部で「高齢者の視覚機能と交通事故」と題して県内警察署の交通関係署員および自治体の方々180名に講演を行いました。

愛知県内の交通死亡事故は今年も現在ワースト1であり、死亡事故に占める高齢者の割合が年々増加しています。高齢ドライバーの事故の特徴は半数以上が交差点内、信号のない交差点、出合い頭、左折時の左側の見落としであり、これらの事故の原因の1つとして高齢者の視覚機能の衰え、なかでも視野が狭くなることがあげられます。視野は若い人に比較して約3割狭く、このため周辺部を見落としてしまいます。視野が狭くなっていることを自覚するのは難しく、事故防止のためには、高齢者には視野が狭くなっていることを自覚してもらう啓蒙活動が必要です、と説明を行いました。

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