第７回キャリアカフェは株式会社フューレックスの磯部様、清水様にご来校頂き、「ＡＩに奪われる仕事、ＡＩ時代に求められる人材とは？　～ＡＩの可能性について考える～」と称したタイトルでお話しして頂きました。

株式会社フューレックスはＩＴ技術を駆使して、鉄道業界・金融業界・官公庁など多くの業界の企業と取引があり、バス停にある遅延情報や発車情報の案内システム開発、観光鉄道の座席予約管理システム開発、法人向けアプリの開発などを行っています。
また、自動車の自動運転技術に関わるソフト開発にも最新のＩＴ技術を基に携わっています。

磯部様からは、今後のＡＩ時代に必要とされるスキルは、交渉力・説得力などの「対人スキル」と創造力・発想力といった「クリエイティビティ」であるとの説明がありました。また、ＡＩは自ら疑問を持ったり倫理的な判断をすることや学習したこと以外を実行することが苦手なため、感性が豊かで人に共感して会話ができることと自分の頭で考えて問題意識を持ち課題解決していくことが重要である、との説明もありました。

最後には、ＡＩを使って今後どのような新しい仕事が生まれるのか、ＡＩ時代の未来予想図について考えるワークを皆で行いました。
学生達からは「ＡＩと高速道路を組み合わせて活用すれば物流はもっと自動化できるのではないか」、「囲碁ロボットと将棋ロボットなどそれぞれの専門性を組み合わせていけば１台の完璧なＡＩロボットができるのではないか」など、アイディアが活発に飛び交いました。
参加者のアンケートには「ＡＩとの今後の向き合い方を考えるよい機会となった」、「ＡＩ時代に求められる人材像が理解でき、今後何をしていくべきか方向性が見えた」などの声がありました。