自然科学教室 基礎教育センター

自然科学教室について

自然科学教室は、専門教育科目の中の数学・物理学関係の講義などを担当します。自然科学、中でも数学・物理学は工学全体の基礎学問となるものです。この教室では、入門的な内容でありながら、学生の皆さんが自然科学の学問体系に触れ、科学的な思考力を養い、科学的自然観を身につけつつ、工学の各専門分野を学ぶための基礎知識と基礎的能力を獲得することを目的としています。

授業科目は各学科ページでカリキュラム表の共通基礎科目に掲げる通り、工学の基礎として共通的に課される科目群と、各学科の専門分野に対応して設けられた科目に分けられますが、覚えるよりも理解する・考えることに学習の重点を置いています。

教員紹介

※2024年5月現在

物理実験室

  • 物理実験室

2年次の学生が、専門教育科目の中の共通基礎科目である「物理実験」を履修する場が物理実験室です。物理実験室は、10号館の6階・7階にわたる6室で構成されています。

物理実験では、物理学における各分野の代表的な物理現象を取り上げた12の実験テーマを設定しています。その中には「Bordaの振り子による重力加速度gの測定」などの基礎的なテーマから、「プランク定数の測定」「真空蒸着法による薄膜の作製と膜厚測定」といった現代的なテーマまでが含まれています。

学生の皆さんは、ここでの物理実験を通して多様な物理現象に直接触れる楽しみを味わいながら、基本的な実験技術を修得することができます。さらに、測定値の取り扱い方やレポート作成の基本、データ処理のためのパソコンの利用方法についても学ぶことになります。これらはいずれも、それぞれの専攻分野での本格的な実験の基礎となるものです。

写真から分かるように、実験室は落ち着いた雰囲気で、実験に打ち込むのに十分な広さがあります。さらに、6階と7階にあるため、壁全面の窓からは猿投山からその山麓に至る、愛知工業大学の中では最高の素晴らしい展望が開けています。

物理実験の指導は、自然科学教室の物理学担当の教員が、大学院生であるTA(Teaching Assistant)とともに行います。また、実験準備、機器の保守・管理、レポートの整理などの業務を行う物理実験準備室があり、2人の物理実験担当職員がこの業務を担当しています。

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