カリキュラム 機械工学専攻
カリキュラム紹介
最新の機械工学を追求する力を育むために、基礎学力を重視し、実践力を養う少人数のセミナーや実験・実習も豊富に組込んでいます。
PICK UP 講義
【1年】機械や材料の基礎的な知識など、ものづくり精神の土台を固めます
振り子運動などの基本的なものからペットポトルロケットまで、工学の各種現象を実際に体験。直感的に理解することで、これから受講する機械工学分野の幅広さ、おもしろさを知る科目です。
【2年】ものづくり産業に関わる基盤技術をしっかり学びます
機械設計において求められる個々の機械要素について、その特性、基本的な理論、使用上の留意点などについて学び、実際の機械設計に必要な基本的な知識・技術を修得します。
【3年】実験・実習を通して、学んだ知識を使える技術に進化させます
引張試験、熱伝導やロボットハンドなど、機械工学分野の重要な6テーマについて取り上げます。実験から結果発表までの一連を通して、生きた知識としての実践的理解を深めます。
【4年】卒業研究を通して、社会で活躍するエンジニアに必要な技術を修得します
講義や学生実験を通して修得した知識や技術を駆使して、一年を通して研究を行い、成果を論文にまとめ発表します。技術者として不可欠な知識技術、その使い方を実践します。
PICK UP 研究室
地球環境にできるだけ負荷をかけずに材料を加工する方法を研究しています。金属を削る「切削」、材料を溶かして形をつくる「エッチング」、薄い膜を形成する「メッキ」など、機械的加工から化学的加工まで幅広く研究対象にしていることが特徴です。研究成果を社会で活用してもらい、SDGsに貢献できたらと考えています。
大火事の際に現れる、炎が竜巻のように巻き上がっていく「火災旋風」。火災の初期要因となる、炎の出ない燃焼状態「くん焼」。こうした現象のしくみを解明し、防災に役立てることをめざしています。他にもメタンハイドレートを対象とした研究など、実験と数値解析を駆使し、燃焼に関するさまざまな現象を詳細に調べています。