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AITサイエンス大賞 57テーマで発表

2019.11.21 TOPICS

 科学技術立国を支える若者の育成を目的に本学が制定する研究発表会AITサイエンス大賞が11月2日、八草キャンパスで開かれました。愛知、岐阜、三重、静岡、長野各県の高校生に呼び掛けて論文・作品を募集、成果を顕彰しており、今年で18回目。「自然科学」「ものづくり」「社会科学・地域づくり」の3部門で57テーマの発表がありました。

 午前は部門別にステージ発表があり、チームを組んだ生徒たちが各テーマ5分間の持ち時間でプレゼンテーションを行いました。午後は1号館やAITプラザでパネル展示発表し、さらに詳しく説明しました。パネル展示の会場では参加者が質問し合い、交流と理解を深めました。

 内田臣一教授(自然科学部門)、杉野丞教授(ものづくり部門)、石井成美教授(社会科学・地域づくり部門)ら本学の専門教員27人が委員となって発表の独創性や工夫、コミュニケーション力などを審査しました。審査の結果、岐阜県立岐阜農林高校の「醤油粕を酸化触媒として利用した使い捨てカイロの開発PART2~発熱と臭いの改善~」(ものづくり部門)が最優秀賞を受賞しました。

優秀賞は次の通りです。

【自然科学部門】愛知県立明和高校「色と熱吸収に関する研究」▼岐阜県立岐阜高校「環境DNA定量解析を用いた生物モニタリング~長良川・揖斐川におけるアユと冷水病菌の動態~」▼愛知県立時習館高校「汐川干潟をホッて掘り下げた!!」

【ものづくり部門】名古屋市立向陽高校「ミウラ折りサンドイッチパネル構造の強度に関する研究 Part2」▼岐阜県立岐阜農林高校「醤油粕を酸化触媒として利用した使い捨てカイロの開発PART2~発熱と臭いの改善~」▼愛知県立半田高校「廃プラスチックを用いた水質浄化装置の開発~イオン交換樹脂の可能性~」

【社会科学・地域づくり部門】岐阜県立多治見高校「水辺の小さな自然再生in土岐川及びその支流」▼愛知県立一宮高校「自作プラネタリウム公開6年を迎えて~天文普及活動を通じて~」▼愛知県立豊橋東高校「日本ジオパーク認定を目指して~『ゲームをするならGEO(ジオ)』活動報告~」

  • ステージ発表のプレゼンテーション
  • パネル展示発表で質問に答える高校生
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