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サハデウ・クマールさんの博士論文がDr. T. K. Saksena Memorial Awardを受賞

2020.04.07 受賞・表彰

 2017年3月に大学院工学研究科博士後期課程電気・材料工学専攻を修了したサハデウ・クマールさんが、その博士論文によりインドの学会Ultrasonic Society of India のDr. T. K. Saksena Memorial Awardを受賞しました。この賞は、過去2年間の間に出された超音波に関する博士論文の中で特に優れた2件に対して与えられる賞です。

 インドから留学したサハデウ・クマールさんは、電気学科の知的計測制御研究室(古橋秀夫教授)で研究に取り組み、ヨーロッパや母国などの学術誌に4件の研究論文を発表しました。本学から博士号が授与された論文は「Development of Long-Range Ultrasonic Imaging System in Air using an Array Transmitter(アレー送信機を用いた長距離超音波レンジセンサーの開発)」。この研究は、空間にある物体の距離画像を超音波で計測する技術で、従来の性能を大幅に改善したものです。

 今回、その博士論文が優秀であると認められ、国際会議International Conference on Ultrasonics and Materials Science for Advanced Technology(ICUMSAT)において賞が授与されました。

  • サハデウ・クマールさん(右)と古橋秀夫教授
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