情報科学科のユビキタス情報処理研究室（梶克彦准教授）に所属する水草創斗さん（４年）が、情報処理学会第98回モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム研究会（３月１～２日・オンライン開催）で発表した「スマートフォンと密封袋を用いた心臓マッサージ練習アプリケーション」で優秀論文賞を受賞しました。

　これは、気圧センサを搭載したスマートフォンと、生活の身近にあるZiplocなどの密封できる袋のみを用いて、今までよりも手軽に心臓マッサージの練習ができるアプリです。昨年の第8回学生スマートフォンアプリコンテストで最優秀賞を獲得している同アプリの完成度をさらに高め、評価実験を行いました。水草さんは「学生最後の年に素晴らしい賞をいただき光栄に思います。これから本研究で制作したアプリケーションをAndroidアプリケーションとしてリリースし、手軽に心臓マッサージの練習を行えるような環境づくりを目指します」と喜びを話しています。