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AITサイエンス大賞  50テーマの研究成果競う

2020.12.19 イベント
  • 【自然科学部門】岐阜高校「環境DNAメタバーコーディング解析を用いた生物分布モニタリング~長良川・揖斐川の魚類相の季節変動~」
  • 【ものづくり部門】武義高校「人が乗れるホバークラフトの製作を目指して」
  • 【社会科学・地域づくり部門】名古屋商業高校「私の会社の軌跡 ~新しい生活様式に適応した会社運営~」

 科学技術立国を支える若者の育成を目的に、本学が制定する研究発表会「第19回AITサイエンス大賞」の受賞校が決まりました。今年度は新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、本学での対面開催を中止して審査にあたりました。

 高校生に呼び掛けて論文・作品を募集、成果を顕彰するもので、今年度も「自然科学」「ものづくり」「社会科学・地域づくり」の3部門に、31校から計50テーマの研究成果が寄せられました。

 内田臣一教授(自然科学部門)、杉野丞教授(ものづくり部門)、石井成美教授(社会科学・地域づくり部門)ら本学の専門教員27人が委員となり、発表の独創性や工夫、コミュニケーション力などを審査した結果、次の皆さんが各賞を受賞しました。

◎最優秀賞

【自然科学部門】
岐阜高校
「環境DNAメタバーコーディング解析を用いた生物分布モニタリング~長良川・揖斐川の魚類相の季節変動~」
長良川、揖斐川全域の18地点で2年半採水して得た約400の環境DNAサンプルをMiFish-Uを用いて環境DNAメタバーコーディング解析し、流域の魚類相を明らかにした。

【ものづくり部門】
武義高校
「人が乗れるホバークラフトの製作を目指して」
空気圧で浮き上がるエアクッション艇を製作し文化祭で試乗会を行うことを目標に、4つの試作艇を製作した。

【社会科学・地域づくり部門】
名古屋商業高校
「私の会社の軌跡 ~新しい生活様式に適応した会社運営~」
私たちが学習して設立した会社を通して、COVID-19のビジネスにおける影響とニューノーマル(新しい生活様式)におけるビジネスモデルを研究した。

◎優秀賞

【自然科学部門】
加茂高校「バイキングはどのようにして太陽の方向を見つけたか ~方解石による青空偏光の検出~」
不破高校「不破高校敷地内のクマムシ相と分散に関する考察」
時習館高校「汐川干潟と伊古辺海岸のプランクトンと水質の関係」

【ものづくり部門】
半田高校「身近なもので簡単に発電 ~色素増感太陽電池~」
岐阜工業高校「チタン板の陽極酸化処理の研究」
東邦高校「透明樹脂標本の制作」

【社会科学・地域づくり部門】
旭丘高校「統計的側面から見たヒット曲の法則」
加茂高校「岐阜県の自然災害伝承碑」
多治見北高校「アレロパシーを利用した雑草防除法の模索」

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