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石垣尚男名誉教授が豊田市に自ら考案のトレーニングマシンを寄贈

2021.07.05 TOPICS

 本学の石垣尚男名誉教授(スポーツ視覚学)が7月2日、自ら考案したトレーニングマシン「クイックステップトレーナー」を豊田市に寄贈しました。高齢者の足と頭を同時に鍛える業界初のトレーニングマシンで、市内の公共施設や地域包括支援センターに設置され健康増進に役立てられます。

 クイックステップトレーナーは、利用者が椅子に座った状態で操作します。足元の液晶モニターに、「文字並べ」「足し算」「じゃんけん」などのゲームが次々と出題され、利用者は足先でモニター表面にタッチして答えていきます。足と頭を同時に鍛えることで脚力や敏捷性が向上し、日常生活での転倒防止などの効果が期待できます。

 豊田市在住の石垣名誉教授は、「お世話になっている豊田市に恩返しがしたい」と、50台のクイックステップトレーナー(計2000万円相当)の寄贈を決め、この日、市役所で太田俊彦市長に目録を手渡しました。早速利用した太田市長は「楽しく取り組め、脳が活性化されます」と笑顔で語り、効果の上がる利用方法について石垣名誉教授と話し合いました。

  • 太田俊彦市長(左)に目録を手渡す石垣尚男名誉教授
  • クイックステップトレーナーを利用する太田市長
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