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堤幸彦監督が講演 情報科学科の学生委員会自主企画

2021.11.01 TOPICS

 本学の客員教授も務めた映画監督・演出家の堤幸彦さんが10月28日、八草キャンパス1号館教室で講演しました。情報科学科の学生委員会自主企画で、堤監督はコロナ禍にあって作品づくりする意味などを学生たちに問いかけました。

 堤監督は、「TRICK」「20世紀少年」などの代表作や、新作「ファーストラヴ」などを振り返りながら、めったに聞けない制作の裏話を紹介。さらに、コロナ禍にあっても自主製作の映画や舞台、スマホで鑑賞する配信作品、Youtubeチャンネル開設などプラットフォームを超えて活動の場を広げており「仕事がないからと萎れてはいられない。ホラー映画のように広がる恐怖心が不気味だったが、そんな中で能動的になれた」と語りました。

 質疑応答の時間では、学生たちから「限られた作品の時間の中で、どうやって人の心を突き動かすのか」などと質問が寄せられました。これに対し、堤監督は「たとえば原作を読んだときの、自分にとっての初動の感動ポイントが織り込まれているか。今はスマホ一つあればプロがびっくりする面白いものを作れる時代。私たちを追い詰め、追い越す勢いに期待したい」と、若者たちの奮起を促しました。 

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