卓球の世界選手権団体とパリ五輪の選考を兼ねる「2022 LION CUP TOP32」（3月5～6日・アリーナ立川立飛）で、男子卓球部の横谷晟（１年）が３位入賞し、初の世界選手権代表入りを決めました。

　日本のトップ選手が集う「2022 LION CUP TOP32」は、2024パリ五輪卓球日本代表選考ポイント付与大会の1つであるほか、ベスト4に入った選手は、世界卓球2022成都の代表権が内定します。男子シングルス1回戦で横谷は、愛工大名電高の後輩である吉山僚一（２年・全日本ジュニアチャンピオン）を下し、準々決勝ではチームメイトの曽根翔（１年）との同士討ちを制しました。

　準決勝の張本智和選手（木下グループ）にはストレートで敗れたものの、3位決定戦で丹羽孝希選手（スヴェンソン）を４－２で破りました。大学に入ってナショナルチーム候補選手から外れた横谷は、昨年夏からドイツ・ブンデスリーガ2部で武者修行。異なる環境での経験を踏み台に、シニアで初めての日本代表切符を手にしました。