学生が各国大使の役割を演じ、実際の国連のように英語で国際問題解決のための議論をする「JUEMUN（Japan University English Model United Nations＝日本大学英語模擬国連大会）2023」（7月7～9日・神戸市立神戸市外国語大学）に、本学の学生たちが本年度も参加しました。

　参加したのは、12大学からの合わせて180人を超える学生たちで、本学からは英語ワークショップA（担当・藤村敬次准教授）の授業を受講する1年生〜大学院生までの9人が参加しました。

　本学の学生たちは、それぞれガボン、ルーマニア、ベトナムの大使になりきり、「すべての子どもと青少年の教育の質向上」「すべての子どもと青少年の医療アクセス確保」「すべての子どもと青少年の保護強化」の３つの会議（議題）で、自国の利害を加味しながら問題解決を提唱する決議をまとめました。また今回が参加２回目となる大学院工学研究科１年の水津暁生さんが、会議の一部でファシリテーターとして活躍しました。

　３日間の期間中、全て英語でコミュニケーションをとりながら活動しました。初日は混乱していた学生が、２日目、３日目と日を追うごとに積極的になり、他大学の学生と交流しながら決議案に取り組む姿が見られました。参加２回目の応用化学科２年、柳川俊介さんは、「英語の環境の中で交流を深めた体験は、理系学生にとっての就活でも、より有利になると思います」と参加の意義を話していました。