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ユビキタス情報処理研究室の院生がDICOMO2023で最優秀プレゼンテーション賞

2023.07.26 受賞・表彰

 情報処理学会の「マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO)2023シンポジウム」(7月5~7日・富山国際会議場)で、ユビキタス情報処理研究室(梶克彦准教授)に所属する大学院博士前期課程2年の須崎翔太さんが最優秀プレゼンテーション賞などを受賞しました。

 須崎さんの発表テーマは「気圧センサに基づく水に沈めたスマホの水深変化と掴む動作の推定とその応用」です。最近のスマホは防水性能が上がっていますが、一般的にスマホを水に近づけてはいけないという考えがあります。この研究では、スマホを水に沈めたときでも扱える入力インタフェースを提案しました。

 スマホに搭載されている気圧センサを使い、スマホを水に沈めてつかんだ時と離した時の推定と、水深の推定ができるアルゴリズムを提案しました。その応用例として、スマホを水に沈めて遊ぶ魚のつかみ捕りアプリを作成しました。

 DICOMO2023では約380人が参加して224件の発表があった中、須崎さんは上位2件の最優秀プレゼンテーション賞に選出されたほか、会期を通して良い質問やコメントをした上位3人に贈られるベストカンバーサント賞に選出されました。「多くの発表と参加者の中で、2つの賞を受賞でき大変光栄に思います。大学院に進学して得た多くの学びを生かせたと思います」と須崎さんは喜びを話しています。

  • 最優秀プレゼンテーション賞とベストカンバーサント賞を受賞した須崎翔太さん(右から2人目)
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