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2023 Ene-1 MOTEGI GPで本学チームが2位

2023.10.30 受賞・表彰

 学生チャレンジプロジェクト「バッテリーカーの製作及び2023 Ene-1 KV-40への参戦」のチームが、10月15日に栃木県茂木町の「モビリティリゾートもてぎ」で開かれた「2023 Ene-1 MOTEGI GP」に参戦し、大学・高専・専門学校のクラスで2位となりました。チームは本学として3度目の表彰台に上がりました。

 この大会は、単3電池40本を動力源に、どこまでエネルギーマネジメントを追求した走りができるか競い合うもので、西コース1周(1.490km)をどれだけ速く走ることができるかの「タイムアタック」と、60分間で何週走行できるかの耐久レース「決勝レース」という2つの競技の総合成績で順位を争います。

 プロジェクトの代表を務める山田尚幸さん(電気学科3年)は、自身がドライバーとして乗車しました。本学チームはコロナ禍の影響もあり、2019年以来4年ぶりの出場でした。メンバーのほとんどが大会未経験であったこともあり、「チームのまとめ上げや、製作の管理などに苦労しました。それでも先輩方や後輩たちの協力もあり、苦難を乗り越えレースを楽しみました」と話しています。

 大会当日の天候は雨で、車両が雨天時を想定されていなかったことや、本来あるはずだったタイムアタックが悪天候により当日に中止が決定され、急遽作戦変更を強いられるなど、さまざまなアクシデントがありました。レース中は消費電力の予測を基に、実際の消費電力や電池の余力を伺いながらドライバーとピットにいるメンバーが通信でやり取りし、エネルギーマネジメントを行い、見事入賞することができました。

 来年度の大会を見据え、山田さんは、「今年の7月に行われたEne-1 SUZUKA Challengeでは大学・高専・専門学校クラスで4位に終わってしまったので、未だ過去に果たすことができていない3位以上の入賞と、Ene-1 MOTEGI GPではクラス優勝を果たせるように頑張っていきたい」と抱負を語っています。

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