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沖縄海洋ロボットコンペティションのAUV知能・計測チャレンジ部門で2位

2023.12.06 受賞・表彰

 沖縄県宜野湾市で11月18~19日に開催された第9回沖縄海洋ロボットコンペティションに出場した本学の「Return Zero」チームが、AUV知能・計測チャレンジ部門2位(優秀賞)に輝きました。

「Return Zero」は、電気学科4年の大木貴生さん(千葉県立松戸南高校出身)と恒川昂汰さん(愛知県立愛知総合工科高校出身)の2人によるチームで、同コンペティションで最も難易度高いAUV知能・計測チャレンジ部門に初チャレンジしました。

 制作したロボットは、「wluffin」と名付けたバラスト制御型4スクリューAUV(自律型無人潜水機)で、自作のパッシブソナーを搭載しています。競技フィールド内のピンガーの検知に向けて、距離と方位を測定できるパッシブソナーを開発。これにより、水中の音響信号を検出し、自己位置が相対的に推定できます。さらに水中ブイを検知するために深度カメラを導入し、ロボットは状況に応じて、任務を自動的に実行するための柔軟な計画を立てられます。

 受賞に当たり、二人は「半年間の頑張りが実ってよかったです」と喜びを話しています。

 同コンペティションに、本学は機械学科と電気学科の学部生・院生たちが、学生チャレンジプロジェクト「海洋探査ロボットプロジェクト」(指導教員・内田敬久機械学科教授)として参加を続けています。今回は4チームが参加しました。

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