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AITサイエンス大賞  高校生が56テーマの成果を発表

2023.12.20 TOPICS

 科学技術立国を支える若者の育成を目的とする研究発表会「第22回AITサイエンス大賞」の発表・審査を12月16日、八草キャンパスで行いました。愛知、岐阜、三重、静岡、長野各県の高校生から、「自然科学」「ものづくり」「社会科学・地域づくり」の3部門に計56テーマの応募がありました。

 部門別のステージ発表では、チームを組んだ生徒たちが各テーマ5分間の持ち時間でプレゼンテーションを行いました。続いて1号館とAITプラザでパネル展示発表し、さらに詳しく説明しました。パネル展示の会場では参加者が質問し合い、交流と理解を深めました。

 内田臣一教授(自然科学部門)、津田紀生教授(ものづくり部門)、後藤時政教授(社会科学・地域づくり部門)ら本学の教員27人が審査委員となって、発表の独創性や工夫、コミュニケーション力などを審査しました。

審査結果は次の通りです。

◎最優秀賞

【自然科学部門】静岡市立高校「ミールワームによるプラスチックの生分解~摂食量増加の条件~」

【ものづくり部門】愛知県立名古屋西高校「リニアモーターの製作」

【社会科学・地域づくり部門】岐阜県立岐阜高校「守れ!ふるさとのヤマトサンショウウオ2023~岐阜市貴重野生生物の保全活動による地域づくり~」

◎優秀賞

【自然科学部門】岐阜県立岐阜高校「岐阜市長良川堤防に生息するジャコウアゲハとホソオチョウの競合について」▽桜丘高校「沿岸部における災害時の使用を目指した海水濃淡電池の開発」▽愛知工業大学名電高校「イエユウレイグモの初期胚におけるランダムな細胞運動」

【ものづくり部門】愛知県立一宮高校「プラネタリウム再建プロジェクト~自作木製ドームの再組立とその調整~」▽岐阜県立武義高校「植物ススキから作るガラスは何色? ~植物ガラスに含まれる金属元素に迫る~」▽愛知県立豊田西高校「教室における音の響き方についての研究」

【社会科学・地域づくり部門】愛知県立半田農業高校「味噌作りを通した地域交流~醸造文化を広げるために~」▽静岡県立焼津中央高校・静岡県立静岡東高校「中高大連携を通じた地域の循環型教育プログラムの開発と実施」▽愛知県立半田高校「りんくうビーチの水質改善に向けて」

  • ステージ発表のプレゼンテーション
  • パネル展示発表で質問に答える高校生
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