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都市計画・まちづくり研究室のグループがまちづくり支援活動で受賞

2024.02.05 受賞・表彰

 公益社団法人愛知建築士会主催の学生コンペ2023で、都市計画・まちづくり研究室(益尾孝祐建築学科准教授)に所属する大学院生たちのグループが、優秀賞(設計提案分野)を受賞しました。

 受賞者は、博士前期課程2年の五十嵐翔さん(私立桜丘高校出身)五十嵐友雅さん(愛知県立豊橋工科高校出身)永嶋太一さん(愛知県立高蔵寺高校出身)と、同1年の岩渕蓮也さん(長野県池田工業高校出身)丹羽菜々美さん(愛知県立猿投農林高校出身)吉田真都さん(愛知県立一宮工科高校出身)の6人です。「尾張瀬戸地域における学生主体による一連のまちづくり支援活動」と題して作品を発表しました。

 尾張瀬戸地域は、古くから陶磁器産業のまちとして栄えてきました。一方、近年では数多くの空き家・空き店舗の課題が顕著になっています。グループは大学コンソーシアムせとの支援を受け、さまざまな実務家とも連携しながら、学生主体による取り組みを推進しています。

 取り組みの内容は、①地域資源を自主事業で再生活用する(学生シェアハウス「松千代館」・学生カフェ「hirondell」)②地域資源の再生を支援する(歴史的建造物「旧山繁商店」の活用)③空き家リノベーションを支援する(合計6件のリノベーション支援)④地域まちづくり活動へ参画する⑤瀬戸を対象とした大学授業へ参加する―など、実践的な活動を通して地域再生を推進しています。

 受賞を受け、院生たちは「空き家・空き店舗という現代的社会課題を学生のうちに実践的に動かせる機会を得られることは大変貴重な機会だと思います。この経験を糧に、空き家をリノベーションして地域を活性化するまちづくりをさらに推進していきたいと感じました」と話しています。

  • 受賞した院生たち
  • 賞状
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