学生が各国大使の役割を演じ、実際の国連のように英語で国際問題解決のための議論をする「JUEMUN(Japan University English Model United Nations=日本大学英語模擬国連大会)2024」(6月28~30日・ノートルダム清心女子大学)に、本学の学生たちが本年度も参加しました。
参加者は、ウクライナ、カナダ、ドイツの大学からを含む160人を超える学生たち。本学からは、英語ワークショップA(担当・藤村敬次准教授)の授業を受講する1年生〜大学院生までの8人(応用化学専攻1年荒津小晴さん、同1年河村和真さん、同2年牛場雄太さん、電子情報工学専攻1年粟田日和さん、同1年今枝奈々花さん、同1年梅村洪輝さん、コンピュータシステム専攻1年岩崎陽大さん、大学院工学研究科2年水津暁生さん)が参加しました。本学の学生たちは、それぞれコートジボアール、フランス、モーリシャスの大使になりきり、SDGsにも関連する「Green Education」「Peace Education」「STEM Education」をテーマとした3つの会議(議題)で、自国の利害を加味しながら問題解決を提唱する決議をまとめました。
今年度は、現在戦況のさなかにあるウクライナの大学生を引率されたUkrainian Catholic UniversityのDr. Protsykが基調講演をされ、教育がどれだけウクライナの復興と生存に大事であるかを強調しました。学生たちは神妙な面持ちで話に聞き入り、講演後、会場は聴衆が総立ちの拍手につつまれました。
3日間の会議期間中、学生たちは英語でコミュニケーションをとりながら活動しました。初日は混乱していた学生が、2日目、3日目と日を追うごとに積極的になり、他大学の学生と交流しながら決議案に取り組む姿が見られました。参加した荒津さんは、「模擬国連はさまざまな国の大学生も参加するので、他国の人と関わりを持つことができ、グローバルに活躍できる人材になれる良い機会だと思います」と話していました。