インターンシップ研修の心得 在学生の方

インターンシップ研修の心得

受入れにご協力いただく各機関や企業の方々は、貴重な時間を割いて指導してくださいます。くれぐれも事前の準備を怠りなく、真摯な態度・積極的な姿勢で臨んでください。

以下の項目をよくお読みください。

実習先の事前把握

以下の事項について事前に調べ、把握しておくこと。

  1. 受入先企業名、事業所名
  2. 本社、事業所の所在地と連絡方法(電話、FAXなど)
  3. 代表者名(会長、社長など)
  4. 事業内容
  5. 事業規模(年商、生産高、市場占有率、所轄範囲などに関する情報)
  6. 主たる顧客
  7. 受入先部署と指導責任者
  8. 宿泊・通勤方法
事前の電話
実習前に指導担当者に電話をして、お世話になる旨の挨拶と必要な打合せを行い、実習前に一度伺ったほうがよいかどうか確認しておくこと。

[必要な打合せ項目]

  1. 履歴書やその他の書類が必要か、必要ならば提出期限の確認をする
  2. 実習の初日の開始時刻、あるいは事前打合せの日時の確認をする
    (通勤経路や通勤時間を確認するため、事前打合せの要不要に関係なく行っておくこと)
  3. 実習場所の確認をする
    (住所、道順は自分で調べ、できるだけ先方に面倒をかけないようにすること)
  4. 自家用車による出勤が可能かどうか確認する
    (可能な場合、必ず任意保険に入っておくこと)
  5. 服装、持ち物の確認をする
    (作業服を貸してもらえる場合はサイズを確認し、自分のサイズを告げる)
  6. 指定書類などの提出は、事前に郵送したほうがよいか、実習初日でよいか確認する
実習テーマについて
実習には、調査研究型・実務実践型・職場体験型の3つの型があるので、自分がどの型の実習になるかを理解して、受入先から与えられるテーマの有無に関わらず、各々に対応した実習テーマを事前に把握しておくこと。
1. 調査研究型
学生の専攻と関連した部署・業務において、課題に基づいた内容で専門的にじっくり取り組むことが多い。
2. 実務実践型
ある部署に配属され、一定の業務を担当する。それほど専門的でなくても、業務・就業への理解促進に効果がある。
3. 職場体験型
複数の部署を比較的短期間で見学・体験することが多い。企業や業種・業界についての理解に効果がある。
服装・携行品
原則として、男子学生はワイシャツ・ネクタイ・ズボン、女子学生はブラウス・スカート・もしくはスラックスなどを着用し、学生らしい清潔な服装を心がける。なお、受入先から服装について指示があるときは、この指示に従う。また、頭髪や装飾品についても学生にふさわしいものとし、受入先企業の社内の雰囲気を乱すことのないよう注意すること。携行品としては、印鑑・学生証・保険証(携行できない場合はコピーを持参する)・ノート・レポート用紙(A4版)・筆記具・誓約書・実習週報・その他受入先から指定されたものがあれば忘れずに携行すること。
就業規則の導守
  1. 受入先の就業規則を遵守すること。
  2. 遅刻、無断欠勤は厳に慎むこと。
  3. 実習期間中に病気または緊急の要件などにより欠勤する場合には、必ず実習責任者または実習指導者に事前連絡すること。
  4. 出社時は、定刻の15分前には自席に着くよう心がけること。
  5. 安全に関する指導事項を厳守し、許可なく指定外の場所に立ち入ったり、設備や製品などに触れたりしないこと。
実習中の注意事項
  1. 実習指導者の指示を遵守すること。
  2. 離席または職場を離れるときは、行き先や用件を実習指導者または関係者に告げること。
  3. 私用電話は厳禁。
  4. 許可なく写真撮影をしないこと。
  5. 実習指導者への報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)を励行し、それぞれ的確かつ簡潔に行うよう留意すること。
  6. 毎日実習した事項を簡潔にまとめ、提案・質問事項も含めて「実習日報」を作成して実習指導者に提出する。
  7. 退社前には、翌日の予定・計画を確認すること。
  8. 実習期間中に事故が生じた場合は、実習指導者に連絡して指示を受けること。同時にキャリアセンター(または学生サービスグループ)と保険会社に連絡すること。
  9. 出退勤の途中で事故に遭遇した場合は、8. の実習中の事故の例にならい、速やかに関係先に連絡すること。
  10. 病欠や忌引きにより、単位認定条件である実働10日間に満たない日数不足が発生した場合には、下記証明書類をインターンシップ支援窓口へ提出すること。
    • 病欠の場合:診断書(早退の場合は不要)
    • 葬儀告別式の場合:会葬御礼
  11. 自然災害等における実習中止の対応について
    自然災害等不測の事態が起こった場合の対応は、受入先企業の就業規則あるいは実習指導者の指示に従うこと。
    実習中止となった場合には、実習日報にその旨を記載し、後日、実習指導者の検認印をもらうこと。単位認定においては実働日数にカウントする。また、実習指導者より実習の振替実施についての打診があった場合には、可能な限り日程調整を行って参加すること。
  12. 実習期間中は、アルバイトとの兼業を自粛することが好ましい。
守秘義務

実習中に入手した企業内情報は外部に漏洩してはならない。特に、次の情報については注意すること。

  1. 新製品開発に関する情報
  2. 競合他社に察知されると営業上不利になる情報
  3. 売上目標・売上実績・営業対象などになる情報
  4. 顧客である法人・個人の情報
  5. 新規事業を推進するセクションの情報
  6. 社内資料の無断コピーや無断持出しは厳禁
  7. その他受入先企業・団体が信用失墜し不利益となる情報
最終日
実習の最終日の就業時間終了後には、指導いただいた関係者にお礼の挨拶をし、指導の担当者に「評価表」の作成をお願いする。
企業からの要請があれば、「感想文」または「報告書」を提出すること。
終了後
  1. 速やかに受入先企業・団体の担当者または指導者に礼状を出す。
  2. 事後研修に参加すること。
  3. 「週報」及び「インターンシップレポート」を当センターへ提出すること。

関連資料

インターンシップ参加を希望する学生は、必ず読んでください。
自宅から実習先までの定期券を申請できます。
交通機関によっては、実習期間を含む1か月定期券を購入した方が、交通費が安くなる場合があります。
希望する学生は実習先が決定次第、速やかに学生課へ所定の書類を提出し、申請してください。
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