キャリアセンター資格講座を受講の布目啓太さんが技術士第1次試験に合格
2024.05.08
在学生
資格
令和5年度に実施された国家試験の技術士第1次試験(機械部門)で、機械学科4年(受験時)の布目啓太さんが合格しました。機械部門は受験者数1,692人に対し、合格者数603人、合格率35.6%という難関でした。
受験にあたって、布目さんは専門科目については学部4年の4月から独学で進めましたが、基礎科目と適性科目に不安を感じたため、キャリアセンター主催の資格講座を受講しました。自身のキャリアアップに有利と考えたのがチャレンジの動機で、「機械学科の必須科目である四力(機械力学、材料力学、熱力学、流体力学)と伝熱工学、制御工学の復習にもなり、まとめて学べるのでお得感がありました。適性科目では法律などを学ばなければならず、覚えるのが大変でした」と振り返ります。
技術士は、技術士法に基づく国家資格で、1次試験に合格し登録した有資格者は、技術士の指導の下、「技術士補」の称号を使用して、技術士を補佐する技術業務を行えます。
現在、大学院博士前期課程1年の布目さんは、技術士第1次試験の受験を志す後輩たちに向けて、「企業に入ってからの昇進や携われる仕事の範囲が広がり、また公務員を目指すなら取得しておいたほうが良いでしょう。試験範囲がとてつもなく広いけれど、あきらめず最後まで頑張ってください」とエールを送っています。