研究力を支える環境・設備
遠心模型実験装置
土の強さや変形の仕方は、土が周囲から受けている力の大小によって大きく異なりますので、小さな縮尺模型を用いた実験では現場の応力状態を厳密に再現することはできません。そこで、実物の1/nの縮尺で作製した小型模型を重力加速度のn倍の遠心加速度で回転することで、模型内に実物と同じ応力状態を再現し、各種土構造物の実際の挙動を調べるための装置です。
破砕試験装置
コンクリート廃棄物は建設廃棄物全体の3分の1を占めています。 資源の有効利用・リサイクルが社会的に進んでいる中で、コンクリートもリサイクルする必要があり、研究室ではコンクリート廃棄物を破砕したリサイクル骨材に関する研究や、他産業の廃棄物を骨材に利用する研究を、各種の破砕試験装置を用いて行っています。
振動実験棟
構造物の地震時挙動が把握できる、各種構造物の振動実験を行う振動台実験装置があります。
耐震実験センター
実物、もしくは実物に近いサイズの耐震実験ができる施設です。耐震・構造工学の技術向上をめざし、産官学共同で利用しています。
地域防災研究センター
自治体や企業と連携し、防災の幅広い研究と実践的な活動を推薦しています。
総合技術研究所
先進的な設備を活用し、企業などとの有意義なプロジェクトを推進しています。
みらい工房
さまざまなものづくりができるよう金属や木材などの加工ができる各種工作機械を設置しています。