研究力を支える環境・設備
走査型電子顕微鏡(SEM)
試料に電子線を照射し表面形状観察と成分分析を行う装置です。 試料に電子線を照射すると試料表面から二次電子が発生し、その発生量を輝度の信号に変換すると像が得られます。
分解能:1.0nm、倍率:×25~650,000
高温プラズマ装置
作動ガス、空気、窒素、炭酸ガスを用いた、マッハ4の気流条件でのアーク加熱実験が可能です。発光分光、LIFなどで気流成分、温度の計測が可能です。
原子間力顕微鏡(走査プローブ顕微鏡)
プローブ(先端を尖らせた探針)を用いて物質の表面をなぞるように動かし、プローブと試料間に作用する原子間力などの物理量を検出し、表面の三次元形状を原子分解能で観察する顕微鏡です。ナノレベルの制御が可能なため、走査可能範囲は数十μm以下、高さは10μm以下です。
材料引張試験機
クロスヘッドが上下し、試験片に荷重を加えて一定の速度で引っ張ります。これにより降伏点、耐力、引張強さなどの機械的性質のデータを得ることができます。
機械工場
機械加工に欠かせない工作機械や溶接機、鍛造治具、3Dプリンタ、レーザー顕微鏡などを設置しています。工場にはこれらの工作機械を熟知したプロの技術員が常駐しており、工作図面の作成や卒業研究用の部品製作など、ものづくりに関するさまざまな相談にのります。
ロボット研究ミュージアム
ロボット関連の研究を支援しています。
地域防災研究センター
自治体や企業と連携し、防災の幅広い研究と実践的な活動を推薦しています。
総合技術研究所
先進的な設備を活用し、企業などとの有意義なプロジェクトを推進しています。
みらい工房
さまざまなものづくりができるよう金属や木材などの加工ができる各種工作機械を設置しています。