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経営情報科学専攻

ビジネスの「今」と「未来」を
支える能力を育みます

博士後期課程では、経営情報システムの観点から、企業活動を研究したり、高度情報システムの設計・構築・運用を可能にする研究を進められたりする科目、資金・財務の流れを高度なレベルで解明・分析する能力を育てる科目を配置しました。

専門分野(自由ヶ丘キャンパス・八草キャンパス)

経営システム特殊研究
経営システム関連分野には、いかに企業などの組織体を長期的に発展させるかという観点から、ITによる情報システム中心の「IT経営情報システム」の研究が盛んに行われている。その一方で、近年ではITに拠らない「非IT経営情報システム」の研究、さらにはITと非ITの相補作用からなる「経営情報システム」の研究へと総合化の途を歩み始めている。ゆえに、博士後期課程では「経営システム特殊研究」と「研究指導」の履修を通じ、いかなる院生であっても、上記の潮流を踏まえて重点研究を担うことや、あるいは資金・財務の流れを把握しつつ、自由な発想で新機軸の研究開発を担うように支援されるか、このような支援をベースとする指導教員と院生の関係強化を図ると同時に、院生が自立してさまざまな関係を構築し関係拡張ができるような指導にも力を入れることが博士後期課程編成の特色となる。
具体的な教育研究分野として、「経営システムの教育研究」、「品質マネジメント・システムの教育研究」、「生産マネジメント・システムの教育研究」、「ヒューマンリソース・マネジメントの教育研究」、「ロジスティクス・システムの教育研究」、「マーケティング・マネジメントの教育研究」、「オペレーションズ・リサーチの教育研究」、「ベンチャー・ビジネスの教育研究」、「経営戦略の教育研究」、「経営分析の教育研究」、「監査論の教育研究」、「原価計算の教育研究」などについて、基礎から応用までのテーマを取り上げる。
情報システム特殊研究
博士後期課程では、高度情報システム設計、構築、運用が出来るように、大学院研究グループごとの活発な定期的研究講義、研究討論、研究発表を行う。ここでは国内外での先端的な情報システム研究・技術を取り上げ、教員と院生との密接な教育研究鍛錬の場とする。この過程で博士研究のテーマを決定して、テーマ解決のため方法論の研究、開発、実践、評価が必要になる。ここでの研究成果は国内外の国際機関、著名な出版機関、研究学会誌などに投稿することを奨励義務付ける。最後にこれらの発表論文をまとめた博士論文の提出が必要となる。このように情報システム分野での高度な思考訓練とシステムの構築、運用が出来る経営情報技術者・知識人の育成が博士後期課程の課程編成の特色となる。
具体的な教育研究分野として、「情報システムの統計情報科学の教育研究」、「情報分散・ネットワーク技術の教育研究」、「データマイニングの教育研究」、「知能情報コンピューティングの教育研究」、「情報システムの信頼性・セキュリティの教育研究」、「情報理論の教育研究」、「情報センシングの教育研究」、「コンピュータ・グラフィックス論の教育研究」、「システム・セーフティ論の教育研究」、「コンピュータビジョンの教育研究」などについて、基礎から応用までのテーマを取り上げる。

経営情報科学専攻の内容