令和6電気学会基礎・材料・共通部門(924日・愛媛大学)で、本学卒業生の五十川裕哉さん(20243月に大学院工学研究科博士前期課程を修了)が優秀論文発表賞を受賞しました。

 電気電子材料研究室(清家善之電気学科教授)に所属した五十川さんは、「CA/CuSCN誘電体ミラーのアニール特性」と題して電気学会 誘電・絶縁材料研究会・電子情報通信学会有機エレクトロニクス研究会共催の研究会で発表し、それに対しての表彰となりました。

五十川さんは、学部4年時から大学院博士前期課程修了までの3年間、カラフルなペロブスカイト太陽電池の実用化に向けて、チオシアン酸銅(I)CuSCN)と酢酸セルロース(CA )を交互にナノメートルオーダの製膜を行う誘導帯電ミラーの作製技術について研究に取り組み、赤色のペロブスカイト太陽電池の製作に成功していました。