2026年8月1日(土)、なごやサイエンスパークで開催された「なごや・サイエンス・ひろば2026」に、ロボット研究ミュージアムが参加しました。

「なごや・サイエンス・ひろば」は、名古屋市にある研究開発機関の集積地「なごやサイエンスパーク」の取り組みを広く紹介するとともに、市民の皆さまに科学技術への理解と関心を深めていただくことを目的に開催されているイベントです。当日は、科学実験・体験プログラムやサイエンスショー、研究施設の一部公開、工場見学などが実施されました。ロボット研究ミュージアムは本イベントへ10年連続で参加しており、「なごや・サイエンス・ひろば実行委員会」の構成団体として、企画・運営に協力しています。

今年度は「フィジカルAI」をテーマに、「サービスロボットプロジェクト」と「AIT鉄人プロジェクト」が研究成果を紹介しました。また、組み立てブロック「アソブロック」の体験コーナーを設置しました。サービスロボットプロジェクトでは、協働ロボット「JAKA Zu5」とモビリティ「SCOO」を組み合わせたAMR(自律走行搬送ロボット)を展示しました。LiDARとカメラによる自己位置推定技術を活用し、介護や清掃、警備、対話などへの活用を想定した研究を紹介しました。当日は、トイレ清掃のデモンストレーションを行い、ドアの開閉やモップと紫外線照射を組み合わせた清掃動作、対話AIによるコミュニケーション機能を紹介しました。AIT鉄人プロジェクトでは、中型ヒューマノイドロボット「鉄人23号」の実機展示とアクションモーションの実演を行いました。鉄人23号は、鉄人28号をモデルとした身長134cmのヒューマノイドロボットで、ボディやフレームは学生が製作しています。アソブロック体験コーナーでは、子どもたちが組み立てブロックを使って立体作品を製作する体験を行いました。

参加者

  • サービスロボットプロジェクト(内田研究室)
    内田敬久教授(機械学科)
    杉浦裕也(工学部 機械学科 機械工学専攻4年)
    松田大輝(工学部 機械学科 機械工学専攻4年) 
    沓名裕亮(工学研究科 博士前期課程 機械工学専攻2年) 
  • AIT鉄人プロジェクト
    西山禎泰 客員講師(ロボット研究ミュージアム)
    柴谷幸太郎(工学部 電気学科 電子情報工学専攻4年)
    前田直哉(工学研究科 博士前期課程 電気電子工学専攻1年)
    高野天地(工学研究科 博士前期課程 電気電子工学専攻2年)

参加者の声
沓名裕亮さん
サービスロボットプロジェクト「たすけ」は、高齢化や労働人口減少により、介護施設・病院・商業施設など人手不足が深刻な現場に対応することをコンセプトしたロボットです。具体的には見回り介護、歩行支援、トイレ清掃、警備、対話交流を行う機能を持ち、室内空間を自動で移動して各支援を行います。各支援には、ドアを開けるという作業があり、ロボットアームにてその作業を可能としています。ロボットアームの制御にはフィジカルAIを導入しており、今後は対話にてコントロールを可能とさせます。また、社会実装を研究目的としており、ロボットの単価が現実的な費用にて製造できる部品にて構成されています。

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サービスロボットプロジェクト
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AIT鉄人プロジェクト  ©光プロ

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アソブロック体験コーナー