「第31回来る福招き猫まつり in 瀬戸」に愛知工業大学の2団体が参加
2026年9月26日(土)・27日(日)、瀬戸市の瀬戸蔵市民ギャラリーと瀬戸市青の広場で開催された「第31回来る福招き猫まつり in 瀬戸」に、愛知工業大学から「COBOTTAせと焼きそばプロジェクト」と「SL同好会」が参加しました。両団体は、日頃の研究・活動成果を展示・実演し、瀬戸市の川本雅之市長にも両団体の展示・活動をご覧いただきました。
COBOTTAせと焼きそばプロジェクト
愛知工業大学ロボット研究ミュージアムの「COBOTTAせと焼きそばプロジェクト」では、「COBOTTAせと焼きそば調理システム」を初めて一般公開しました。「COBOTTAせと焼きそば調理システム」は、DENSO WAVE社の小型人協働ロボット「COBOTTA」1台を使用し、瀬戸市のご当地グルメ「せと焼きそば」の調理を自動化するシステムです。材料の投入からホットプレートでの蒸し焼きまでの工程を自動で行います。COBOTTAは小型で可動範囲が限られているため、「カラクリジグ」を組み合わせ、キャベツ、肉、焼きそば、ソースをホットプレートに投入し、蒸し焼きにする調理工程を構成しています。
こうしたCOBOTTAを活用した研究開発は2017年から行っており、これまでさまざまな研究に取り組んでいます。
SL同好会
「SL同好会」では、本学が所有する小型蒸気機関車の整備や、イベントでの乗車体験を行っています。また、一宮市の「ミニSL修繕クラブ」と技術交流を行い、修繕技術の向上にも取り組んでいます。今回のイベントでは、学生が設計・製作したオリジナルの「電気機関車」を展示・実演しました。回路や車体の設計から組み立てまで、学生が一から製作したもので、内部の構造が見えるよう、外装には透明なアクリル板を使用しています。初日は雨天となりましたが、2日目には試運転に成功し、多くの子どもたちを乗せて走行しました。乗車体験を通じて、地域の方々や家族連れに、愛知工業大学の学生たちが取り組む「ものづくりの魅力」を紹介しました。
参加者
- COBOTTAせと焼きそばプロジェクト
水野雄斗さん(工学研究科博士前期課程機械工学専攻2年・知能集積システム研究室)
渡井尚幸さん(工学部機械学科機械創造工学専攻3年)
中野智哉さん(工学部機械学科機械創造工学専攻3年)
寺西由裕さん(工学部機械学科機械創造工学専攻3年)
佐久間海斗さん(工学部電気学科電気工学専攻2年)
廣田昌己さん(工学部機械学科機械工学専攻2年)
伊藤優司郎さん(工学部機械学科機械創造工学専攻1年)
安松凛々さん(工学部応用化学科応用化学専攻1年)
長崎寛也さん(工学部電気学科電気工学専攻1年)
後藤彩名さん(工学部機械学科機械創造工学専攻1年)
貞盛寛明さん(工学部電気学科電子情報工学専攻1年) - SL同好会
西山晴晶さん(工学研究科博士前期課程工学専攻1年・知能集積システム研究室)
小切間悠杜さん(工学部機械学科機械創造工学専攻2年)
千葉隼人さん(工学部機械学科機械創造専攻2年)
纐纈眞梧さん(工学部機械学科機械創造専攻2年)
参加者の声
水野雄斗さん
工学研究科博士前期課程2年・知能集積システム研究室
COBOTTAプロジェクトでは、これまでラボラトリーオートメーションやイングリッシュマフィンサンドイッチの自動調理など、多岐にわたる研究開発に取り組んできました。また、「大阪・関西万博」「中部パック」「あいちロボフェス」をはじめとするさまざまな展示会にも出展し、精力的に活動を展開しています。今回は地域に焦点を当て、瀬戸市の名物ソウルフードである「せと焼きそば」を自動調理するシステムを開発しました。せと焼きそばの大きな特徴である「蒸し焼き」の工程を、小型の人協働ロボット「COBOTTA」1台で実現しようとすると、ロボットの可動域に対して調理スペースが足りないという課題が生じます。そこでチーム全員でアイデアを出し合い、ホットプレート自体を移動させながら調理を進める移動式システムを設計。さらに「カラクリジグ」を組み合わせることで、省スペースでありながら複雑な調理工程を構成しました。現在は焼きそばを調理する段階まで完成しており、今後はパック詰めまでを行う自動化工程の追加を目指して開発を継続していきます。なお、本システムは「第1回 中部食品産業創造展'26」への出展を計画しています。

