「愛工大テクノフェア2022」を開催
本学の研究ポテンシャルを一堂に集めて公開する「愛工大テクノフェア2022」を11月18日、八草キャンパス1号館などで開催しました。
愛工大テクノフェアは、産業界・地域社会との交流と産学官連携研究の推進を目的に隔年で開催を続けています。今回も、大学院2研究科、大学3学部7学科14専攻、総合技術研究所、3研究センターなどの研究から生まれた技術シーズをブース展示し、講演会やロボット研究ミュージアム施設紹介などを行いました。
1号館3階301教室で2つの特別講演があり、初めに株式会社ジェイテクト取締役社長の佐藤和弘氏が「ジェイテクトの目指す世界」と題して話をしました。2020年6月に社長に就任した佐藤氏は、厳しい経営状況を打開するため「リボーン」を宣言し、既成概念にとらわれない改革を推進。前身である光洋精工と豊田工機の"真の合併"を進める中、異なる事業領域で培った多くの要素技術を掛け合わせ、既存事業の柱を深化させるとともに新事業の発掘育成に取り組んできました。佐藤氏は、これから注目すべき分野として「自動車電動化対応」「ロボット事業への部品参入強化」「パワー半導体(SiC)製造装置参入」「福祉ビジネス」などを挙げ、目指す姿は「従業員が安心して働ける会社」と結びました。
続いて、本学情報科学部の中村栄治教授が「5G ドラ1技術への期待と育成法」と題して講演し、鳴り物入り(ドラフト1位=ドラ1)で登場した5Gの実力について、支える技術の基本的な話から応用まで解説しました。
この後、同教室で工学部、経営学部の教員6人が技術シーズの話題を提供する講演があり、小塚晃透電気学科教授が「超音波を用いた非接触マニピュレーション技術」、福森健三応用化学科教授が「易リサイクル性高分子材料の高機能化」、神崎昌郎機械学科教授が「高温潤滑性を有するホウ素含有複合膜の創製」、渡邉康司土木工学科准教授が「地盤工学分野における基礎構造の研究開発」、巽信彦建築学科講師が「大地震後における建築物の継続使用に関する研究」、羽田裕経営学科教授が「知財情報を活用したマーケティング・ツールの開発及び提案」と題して順次講演。企業関係者らが熱心に聴き入りました。

