5月9日(土)、豊田市杉本町の休耕地において、愛知工業大学、豊田市、および一般社団法人しきしまの家による共同研究「草刈りロボット」開発実証3年間の成果発表会を行いました。
地域の悲願である「草刈りの省力化」に向けて
人口減少や高齢化が進む山村地域において、課題の上位を占める「草刈りの省力化」は、そこに暮らす人々の悲願となっています。本学のスマートセンシング研究室(塚田研究室)は、この地域課題を技術の力で解決するため、ラジコン草刈り機の半自動運転を目指した実証研究に取り組んできました。取組のキャッチフレーズは「草刈りを楽しもう!」です。過酷な作業が楽しみに変わることで、山村暮らしの魅力が飛躍的に高まることを目指しています。
多様な参加者と交流し、現場の声を共有
当日は、農林水産省東海農政局、豊田市役所職員の皆様に加え、南山大学総合政策学部の教員や学生も参加しました。本学の学生によるロボットの概要説明や実演を熱心に見学していただき、農業における草刈りの苦労や現状、そして愛知工業大学が目指す地域貢献のあり方について、大学の垣根を越えた活発な意見交換が行われました。
学生の成長と今後の展望
日々ロボットの研究開発に励む本学の学生からは、「大学での実証実験と同じように、実際の休耕地でも計画どおりに動いて、確かな成果を出せてよかった」と、実践的な研究を通じた手応えと喜びの声が聞かれました。今後の課題として、草刈りの範囲をより正確に認識するためにカメラの台数を増やすことや、現在の縦方向の動きに加えて横方向ではどのような成果が得られるかの検証など、さらなる実用化と精度向上に向けた検討を進めていく予定です。
メディア放送のお知らせ
なお、本発表会の様子について、ひまわりネットワーク株式会社による取材が行われました。以下の番組で放送される予定ですので、ぜひご覧ください。
【放送予定】
番組名:ひまわりニュース&トピックス(ひまわりネットワーク)
放送期間:2026年5月23日(土)~5月29日(金)
愛知工業大学は、これからも地域を思う学生たちの情熱と最新のテクノロジーを活用し、地域の課題解決に寄与する実践的な研究を推進してまいります。
【Youtube】スマートセンシング研究室(塚田敏彦研究室)